こんばんは 雅(MIYABI)です (o^-')b
今日の札幌は気づけば雪が落ちてくる?そんなカンジで
量は少ないんですが 何だかな~? そんな天気です
さて 映画(DVD)はよく見てるんですが最近「当り!」というのが
なかなか無くて 久しぶりの「ネタ」なんですが このDVDもですね
レンタルに行く度に「レンタル中」ばかりで やっとレンタルの作品です
「孫文の義士団」
公開されたのが昨年の4月でしたかね ・・・ その後
別のレンタル作品の「新作紹介」で知ったのがこの作品でした
「予告」を見てるだけで ・・・引き込まれました ・・・「見たい」
内容はなんとなく理解しているつもりだったんですが
実際に見てみると ・・・もっと内容は深く 見終わってから
色んな事を考えさせられる 非常に内容も濃く良い作品だと思います
見た方は多いと思いますので内容をザックリと書きますと
かの有名な「孫文」が日本から中国に一時帰国し 孫文の唱える
「民主主義」に賛同し 現行の朝廷政治を改革しようとするのですが
その孫文を暗殺せよと命じる朝廷と孫文を守ろうとする義士団の
壮絶なる戦いを描いたアクション映画でありますが
本当に内容が濃いんですよ 孫文を守るために集められた者達が
朝廷の送りこんだ「暗殺集団」との戦いで次々と命を落とすのですが
その際に必ず テロップで本名のフルネームと生誕から死去までの年号が
記されるんですが 10代の若者がいたり 生誕の年号もわからぬ
地方から出てきた者がいたり ちょっと胸が痛むカンジでした
そしてこの「義士団」の誓いが切ないんですよね
「改革に犠牲者はつきものである」 まさに命を懸けて
孫文を守るという使命感だけで体を張っていくのですが
見終わった後思い出したのが 中国の歴史からは外された
「天安門事件」 あの事件も体を張って政府に対し抗議行動を
起こし多くの犠牲者が出ました 中国という国の歴史はいつも
「命を懸けた多くの人達の血が流れる」繰り返しなんだなと
思わず納得してしまいました
孫文の存在した時代ですから この「辮髪(べんぱつ)」も
時代特有の象徴の一つでありますね
最初はスゴイ違和感があるんですが 見ているうちに辮髪では無い
人達の方が違和感に感じてくるのも 内容(ストーリ)のレベルの
高さの証明かもしれません
後はですね おそらくこの映画のために作ったであろうと思われる
撮影用の街並みなんですが 私個人の感想としては
「非常に良く出来ている」という感想しか出てきません
ストーリーに引きこまれるとタイムスリップしたような感覚になります
それぐらい 良く出来た撮影セットですね
そして一番沸き起こった感想としては
「中国という国は同じ事を何度も繰り返しながら王朝(政権)が変わり
現在に至っているのですが 中身が全く進歩していない!
これにつきますね それと同時に多くの犠牲者が大量の血を流す
戦争などは決して起こしてはいけない そう思いました」
中国映画はほとんど見ないんですが この作品は色んな意味で
出会えて良かった作品であったと思います
興味のある方は 是非ご覧になってみて下さい
それでは また m(_ _ )m 雅(MIYABI)でした