東日本大震災 被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます


郵便局の「転送サービス」の期限は1年ですので避難・転居された方は

お近くの郵便局で「転送サービス」の期限の確認をおすすめします









風雅ー風の吹くまま 気の向くまま




福島県伊達市梁川町で柿の収穫です

しかしこの柿は出荷出来ないんです      





 福島県伊達市梁川町では特産の一つである「あんぽ柿」(干し柿用)の収穫が

始まりましたが ・・・ 福島第一原発事故の影響により今年も昨年に続き

生産は自粛 つまりは柿の実はなっても出荷は出来ない状態なので

収穫した柿は全て廃棄するだけなんです ・・・

ナゼ?廃棄するだけの柿を収穫するのか?疑問だと思いますが

これには大きく2つの理由があります



1つめは 生産は自粛でも柿の木を休ませたままでは木の体力が落ちます

ですから例年通り 柿を生育しますが収穫した物は全て廃棄 

その収穫した収穫量を東京電力に提出して初めて「損害賠償」を受け取る形に

なるからなんです 過去数年間の平均出荷量の数値だけでは

書類上も問題ですし 何よりも生き物である柿の木を放っておけないんです



2つめは 実をつけたまま木を放置しておくと木の養分が実に吸われて

木が傷んでしまうんです だから通常通り収穫しておかなければ

来年の収穫に影響が出てしまいます だから出荷出来なくても

生産を続けなければならないんです



この画像の岡崎勝衛さん(76歳) 長男の靖さん(50歳)はコメントで


「今年は去年より出来が良かったし 味も良いと思うが がっかりします 」



これが福島第一原発事故後 見えない「放射線」と闘っている

被災地の方の現状なんです 自分達で収穫し目方を量ってそれを提出する

私に言わせれば 東京電力の社員が量りに来て記入し処理ぐらいするのが

当然だろうと思いますが ここにも国のデタラメなエネルギー政策の

一端が見えますね 




政府の早期判断による「新エネルギー政策」の指針の発表

被災地の「復興回復」への速度アップ 各種「損害賠償」の見直し

やらなければならないことは山積するばかりであるのに

政府の今イチバンの問題は ・・・ 「解散総選挙」のXデーはいつか?

そんな事ばかりであきれます 時々この国はどうなるのか?

目に見えない借金を重ねて イチバンの多重債務が政府である姿は

本当に正しい政策なのか?目先と自分の利益の追求だけではない

政治家の登場が被災地「復興」のイチバンの近道かもしれません






1年でも早く生産自粛から「出荷」になることを願うばかりです







頑張れること一緒に探します

共に乗り越えよう 東北・東日本     








それでは  また  m(_ _ )m 雅(MIYABI)でした