こんばんは雅(MIYABI)です (_ _。)
18日アメリカ ネバダ州 ラスベガスで行われた
インディーカーシリーズ最終戦でイギリス人ドライバー
ダン・ウェルドンが15台の多重衝突事故により死亡しました
享年 33歳の若さでした
今年5月のインディで優勝したときの ダン・ウェルドンです
インディ最終戦 事故から搬送までの映像です
http://edition.cnn.com/2011/10/16/us/indycar-crash/index.html
こちらを ↑ クリックしていただくと映像がご覧になれます
サーキットからヘリが飛ぶ時には必ず「事故」があった時です
あの時の事を思い出しました
1994年 5月 1日 サンマリノGP アイルトン・セナが亡くなった日の事です
忘れもしません あの日フジテレビの中継を見るため
テレビをつけると 上空のヘリからの映像が延々と流れてました
そこに大破した一台のマシン セナの車でした
セナをシートから出すため車体の一部を壊して車から出されましたが
セナが横たわっていた箇所には 大きな血だまりが出来るほどの出血でした
事故現場は「ターンブレロ」と呼ばれる高速コーナー
コーナー進入速度は312km (衝突時には210kmまで減速)
セナのマシンはコーナを曲がることなくコンクリートウオールに激突
数時間後 搬送先の病院で「脳死」が確認され死亡
享年 34歳でした
今回のインディーレース ラスベガスでは11年振りの開催
1周 1.5マイル(2.4km)のコースを 200周という耐久レース
この2.4kmの狭いサーキットに34台が出走
簡単に言うと 「時速 300kmの渋滞」 ですよ
しかも今回のラスベガス 主催者がチケットの売上げ不振から
「最後尾からスタートして優勝したら 特別ボーナス3億円を支払う」などと
レース主催者にも問題アリと言われてます
この事故の第一報を聞いた時に まず 「琢磨は?」って思いました
後で確認すると この事故集団の前を走っていて
事故には 巻き込まれずに済んだようです
ダン・ウェルドンを知ったのは ホンダがインディーで初のタイトルを
獲った時のドライバーからです ダンと一緒のチームで走った
日本人ドライバーも数多く存在します
事故直後 真っ先にシートをかけられたのが
一番焼失の激しかった ダン・ウエルドンの車でした
ダンのマシンはシートをかけられたまま搬送車に乗せられ
ヘリポートへ
おそらく オフィシャルも見た瞬間「判断」したんでしょうね
サーキットで見なくていいモノ それはヘリでの「搬送」です
先述した アイルトン・セナのサンマリノGPでは
予選初日 チームメイトの ルーベンス・バリチェロが負傷(骨折)
予選2日目 ラッツェン・バーガーがコースアウトによる事故により死亡
レース当日 8周目 セナの事故が起きたんです
ブルース・マクラーレン
この方が今日のマクラーレンチームの創始者です
当時チームの創始者であり ドライバーでもありましたが
この方も 事故により死亡 享年 33歳 ダン・ウエルドンと一緒です
彼の若すぎる死に対して 墓碑に刻まれたメッセージが確か
「人生の価値はどれだけ長く生きたのかで決まるのではない
何を成し遂げたのかで決まるものだ」 と書かれてます
アイルトン・セナ 34歳
ブルース・マクラーレン 33歳
ダン・ウエルドン 33歳
確かに 「何かを成し遂げ」 ましたが やはり早すぎると思うのは
私だけではないと思われます
アイルトン・セナが 「音速の貴公子」であるならば
ダン・ウエルドンは 「サーキットの紳士」 と記したい
なぜなら 彼のことを悪く言う関係者が誰一人いなかったからだ
若き天才ドライバー ダン・ウエルドン
彼のご冥福を心よりお祈りいたします
それでは また m(_ _ )m 雅(MIYABI)でした