ボヌール302さて、そろそろ覗きに参りましょうね。チャイムを鳴らして扉を開ける。お気に入りの椅子に身を預け、窓越しの西陽を背に、「おかえり」と、マリーさん。(まるで親の帰りを待ちわびていた子どもの顔)あーでこーでと、二十分ほどのはれほれ報告会を済ませて、「じゃ、戻るね。またあしたね」と、かるーくハイタッチ。裕(ゆう)さんは?いた居た、台所にて夕餉の準備に余念がない。(エプロン姿が板についてきはりました)そんな日々、三年目。暖かい春が待ち遠しい