さて、そろそろ覗きに参りましょうね。



チャイムを鳴らして扉を開ける。


お気に入りの椅子に身を預け、窓越しの西陽を背に、


「おかえり」


と、マリーさん。

(まるで親の帰りを待ちわびていた子どもの顔)





あーでこーでと、二十分ほどのはれほれ報告会を済ませて、


「じゃ、戻るね。またあしたね」


と、かるーくハイタッチ。






裕(ゆう)さんは?


いた居た、台所にて夕餉の準備に余念がない。

(エプロン姿が板についてきはりました)



そんな日々、三年目。





暖かい春が待ち遠しい