土地探し(最終章)

はじめての方はこちらをどうぞ

みちさんの実家に帰省中のハチミツです

子供たちは里芋掘りや人参抜きなど義母の畑でおおはしゃぎしてます

では続き

すっかり廃人と化したハチミツ、また1から土地探しをするなんて到底無理でございます

例の土地を思い出しては涙ちょちょぎれる毎日。もう家事さえやる気がおきない。

もう家なんてなくてもいい。

運命の土地買えました。縁が結びつけてくれました。キャハッ(*ノ▽ノ)

なんて類いのブログを目にすればケッ

とやさぐれておりました。

そんな生活を1週間程過ごしておりましたら、みちさんが突然

「売り主さんに手紙を書こう。」

と言い出し、正座で私たちの思いをペンで走らせます。

みちさん、なかなか熱い男です。

いつの間に売り主の住所リサーチしていたのか。

怖いような頼もしいような…

手紙をしたためるやいなや郵便局へゴーゴー

速達で送り、手合わせます。

想いが伝わりますように。

家路に着いてコーヒーでまったりしていると、逃した土地の不動産会社から電話がかかってきました。

「あっハチミツさんですか？いつもお世話になってますー。例の土地なんですけどね、近所の方、辞退されたんでどうかなーなんて、他もう決めちゃいましたかね？」

キター(ﾟ∀ﾟ)ー‼

想い届くの早くね？

ハチミツ

「え？本当ですか？めっちゃ嬉しいです。買います。買います。実は売り主さんに、手紙書いちゃったくらいなんでー(笑)」

担当者

「え？手紙ですか？あー参ったなー。値引き交渉しにくくなるー。」

ハチミツ

「みちさーん‼郵便局‼速攻で手紙取り返してきてー‼‼

」

ということで、手紙は我が家の家宝となり、無事に売買契約を取り交わしました。

45万の値引きに成功し、1445万で購入できたとさ。

おしまい(笑)