昨日、落語界の重鎮、桂歌丸師匠が亡くなりましたね。
私も昭和生まれ、日曜といえば笑点、カルピスファミリー劇場、、、だったかな、
小さい時は家族で必ずみていました。
昨日追悼で生前の師匠のインテビューを放映していたのを拝見しました。師匠は
「私は病気のデパート。高座前は呼吸器をつけているけど
大きな声は出せる。「腹で喋るから」」
とおっしゃっていました。
そうなんですよ、、、声は腹から出す!
歌丸師匠のご冥福をお祈りいたします。
ということで本日のお題
3胸式呼吸で話さない(腹式呼吸で横隔膜を使う)
2でも書きましたが、お腹では実際喋れません、しかしなぜそれを「腹から喋る」
「お腹から声を出す」と言うのでしょうか
横になってゆっくり呼吸をしてみてください、お腹が上下に膨らむのがわかります。
赤ちゃんの寝姿、観察するとお腹が大きく膨らんだり小さくなったり、、、
これが腹式呼吸。
この時、肺の下についている横隔膜が下にさがります。
それによって肺によりたくさんの空気が入ります。
2でも書きましたが、横隔膜は不随意筋。
自分で下げようと思っても下がらない、なので腹式呼吸で下げて上げる。
結果、気管が下に引っ張られ喉が開き、、、と専門的すぎて難しいですね^^;
要は、
腹式呼吸で肺に空気をいっぱい送り込んで、口を大きく開けて話そう
です。
さて、やり方です。
1横になります。
2足を直角にあげ、45度くらいまで下ろす。
3大きな口を開けて意識して普段より高めの音程でカエルの歌、を歌う。
は〜い、これやってみると意外と「キツイ!」です〜
でも、一度トライしてみてください、腹筋はプルプルするけど思ったより
大きな声が出るはず
この感覚を体に覚え込ませて、次は立ち上がって、同じようにカエルの歌、を歌ってみます。
横になっていた時と同じように歌えるか、を確認しながら、わからなくなったらまた横になって歌ってみてください。
では次に、今生徒さんや、大事な人に講演する、気持ちで
話す内容をまとめてノートに書いて心を込めて読んでみましょう。
その時のポイント。
1腹式呼吸で深くたくさん息を吸う
2足は肩幅に、どっしりと地面に立つ
3お尻の筋肉(肛門括約筋)を締めて
4口は大きく開け、前歯は8本見せるつもりで
5話す相手の顔を思い浮かべて
百聞は一見に如かず、です。ここまでお読み下さったあなたです。
ぜひ、実際にやってみてください。
大きなとおる声の出し方が、少しづつわかってきたと思います。
わかりづらい、もっと知りたい、という方は、お気軽にお問合せくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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