手術当日は朝早くに目が覚めた。

というよりも眠れなかった。

7時からの絶食。辛かった。

手術着が届いた。着た。そして最後になるであろう

ラインを送った。そのときも手は震えていた。

9時から手術。なので後少ししか時間がない。

なにしようと考えていたら看護師さんが

ストレッチャーで迎えに来てくれた。

私「行くしかない。やるしかない。」という思いで

いっぱいだった。

看護師「迎えに来ました。行きますよ。」

私「はい…」

エレベーターに乗った。そして手術室に入る前に

親と別れた。そのときに涙が溢れた。

今まで抑えてきたのに…ダメだった。

一度溢れた涙は次々と流れた。

そして手術室の中に入った。


手術室にて

まず思ったのが寒い。冬なのにって思ったw

なんか音楽が流れてる。多分、韓国系だった

気がする。

主治医「おはよう。」

私「おはようございます。」

オペ看「手術する箇所を教えてください。」

私「腰。背骨です。」

麻酔科医と雑談して麻酔を入れる準備をされた。

なんだろう。今までの人生を走馬灯のように駆け回った。やばい…怖すぎる…。

麻酔科医が話してくれたおかげで緊張が

少しだけ和らいだ。

麻酔が投与された。

麻酔科医「数を数えてくださいね。」

私「はい。1,2,3…」

(あれ動かない…)

私「え…」

すぐに麻酔が効いて眠りについた。