手術前日の日になった。
朝起きたけど明日かという無気力感に襲われた。
朝ごはんが出たけど食べる気力がしなかった。
それはそうだ。明日に手術を控えていたから。
看護師「麻酔科の先生とオペ看に来てもらって
説明を受けるからいてね。」
私「分かりました。」
やっぱ夢じゃなかった…。夢であって欲しかった。
昼になって麻酔科の先生が来た。
麻酔科「術中は管が入って…」とか説明された。
私には難しすぎる説明が多かった。
麻酔科「同意書にサインをお願いします。」
同意書にサインをした。そのときの手の震えが
やばかったのを覚えている。
麻酔科「緊張してる?」
私「めっちゃしてます。」
その後に麻酔科の先生が緊張を和らげてくれた。
感謝…
すこししてからオペ看が来てくれた。
オペ看「〇〇と申します。明日の手術は
〜で」と説明された。これもまた難しすぎた。
オペ看「緊張してます?」
私「めっちゃしてます。」
オペ看「手術すると多少は楽になりますよ。」
私「明日はお願いします!」
オペ看「こちらこそ。」
そして夕方になり主治医から説明を受けた。
主治医「明日は曲がった骨を矯正する手術を
します。手術時間はだいたい◯時間です。
9時からの開始になります。」
私「…そうですか。」
主治医「聞きたいことある?」
私「術後ってどのぐらいの痛みですか?」
主治医「個人差あるけど大体の人は
痛みが大きいよ。痛み止めあるけど最初の方は痛みとの戦いになるかも。」
私「そうなんですね。ありがとうございます。」
病室にて
一人泣き崩れた。怖い怖い。何で私が…。
友達に言っておけば良かったと今更、後悔した。
夜になり寝る時間になったけど怖さのあまり
眠れなかった。明日か…。という不安が脳裏を
よぎった。