手術をするにあたって自己貯血が必要だった。

何回かやるみたいだった。学校の先生には

事情を説明した。担任に「明日、遅刻すると

伝えてね。」と言われた。

友達に話そうかと思ったけど勇気が出ずに

話せなかった。適当に通院しないとだからって

はぐらかした。


そして貯血の日。

朝からなので私たち学生が多く目立った。

カーテンに仕切られた空間。おそらく

ほかのベッドのところにも私と同じ側弯症の人。

平日だけなので学校を遅刻せざるを得なかった。


私の場合、血管が出てきづらい体質だったので

看護師さんが渋っていた。ベテランの人が

やったらなんとか出来た。

と思ったら採血の途中で止まり、点滴の時も

止まり大変だった。なので学校に行ったのも

ほぼ終わりらへんだった。


学校に着いた。

友達「大丈夫!?」

私「大丈夫。これから何回かこういうときある。」

友達「分かった。無理しないでね。」

私(言ったほうが良いかな…)


次に続く。