コルセットを着けての生活はとにかくしんどかった。お風呂以外の時間はずっと着けてたから。

成長するにつれてきつくなったり、夏なんて

暑すぎて嫌になった。サボっていたせいで

次の定期健診でレントゲンの写真の背骨が

前よりも曲がっていた。(そりゃそうか)

いつまで続くのか…なんて途方に暮れた時もあった。

リハビリに至ってはやってて意味があるのだろうか

なんて思った。


理学療法士「調子はどうですか?」

私「いつもと変わらないです。」こんなやり取りが

毎回のように続いた。

やっても変わりばえはしなかった。

むしろどんどん進行していくのではないかと

不安になった。

くしゃみをするだけでも痛すぎたし、

寝るに寝れなかったし辛かった。

というのも周りの人に側弯症の事を打ち明けて

なかったから。そもそもそんな事言っても

この病気の理解が世の中にまだ行き届いて

いないからと思ったから。

いつまでやるんだろ…と思いながら

経過観察を続けた。