1週間で1作、春ソングをご紹介する


「春ソング企画」


今回は、こちら!


 森川美穂さん「おんなになあれ」


(カバー写真・上の写真:投稿者所持分)


突然ですが、春と言えば、どんなことを思い浮かべますか?



私個人にとっては「希望」かなと思います。年度の変わり目で世の中も変わる雰囲気に乗って、希望を見い出す季節かと思います。


もっと成長したい!自分が変わりたい!憧れの人と一緒にいたい!… そんな春に感じる「希望」を歌っているのが、「おんなになあれ」。


早速聴いてみましょう!

いかがでしたか?春にぴったりだなと私は思います。


この曲をアレンジしたのは、小林信吾さん。とてもキラキラしたイントロが私自身、とても好きです。春はキラキラした雰囲気があるので、このアレンジが「おんなになあれ」にぴったりだと思います。


小林信吾さんは、たくさんの名曲に携わった方です。他の作品も素敵です。今回の「おんなになあれ」のように、目立ちすぎず、それでも美しいサウンドを作ってきた方ですので、いつかレビューしたいです。


飛鳥涼さん(CHAGE&ASKAのASKAさん)の歌詞、そしてメロディも、春らしく前向きです。私の好きなフレーズは、「子どものフリして飛び込みたいのよ」。素のままでいられる人との出会いって、素敵だと思えます。


そして、森川美穂さんのボーカル!優しく歌うところと、パワフルなところを上手く使い分けています。なので、曲に説得力があると感じます。春の穏やかさと、希望あふれるエネルギッシュさとを両方感じれるのは、素晴らしいところではないかと思います。



こうして小林信吾さん、飛鳥涼さん、森川美穂さん…それぞれのプロフェッショナルが作り上げた「おんなになあれ」は、春の希望を目一杯表現した、傑作と言えるのではないでしょうか。



補足: この「おんなになあれ」ですが、ベスト盤のライナーノーツ※によると、実は歌の難易度が高すぎるとして、元々ボツになる予定だったそうなんです。それをプロデューサーの西嶋貴丸さんがお願いをして、レコーディングにこぎつけました。レコーディングは、夜7時から深夜2時まで掛かりましたが、森川美穂さんの努力の甲斐あって、無事成功。こうして、春の名作は世に送り出されることになったのです。良かった!



「春ソング企画」来週も素敵な曲をご紹介します。お楽しみに!



お読みいただきありがとうございました!


それでは!



※ベスト盤『森川美穂 VERY BEST SONGS 35 』のライナーノーツ