みなさんは音楽をどのような手段で見つけていますか?
(カバー写真・上の写真:フリー素材より)
「そもそも見つけようとしていない」「テレビで!」「YouTubeで!」など、いろいろなお答えがあるかと思います。
ですが、この質問の答えは、今の時代に聞くのと、30〜40年ほど前に聞くのとでは、違いが出てくると思います。そしてこの違いが、音楽の楽しみ方の変化を探る上で、大切になってくるものかもしれません。
ということで、今回は、
「音楽を見つける手段…今昔物語」
と題して、音楽を見つける手段の違いを昔と今に分けて考えてみたいと思います!
なお、この記事における昔は1980〜90年代、今は令和になってからとさせていただきます。
昔
昔は、私の生きていない時代や記憶にない時代がほとんどなので、推測になることをご了承ください。
まず思い浮かんだのは、「歌番組」!ザ・ベストテンやミュージックステーションなど、人気の歌番組も多かったみたいですね!(ミュージックステーションは今も続いていますが) YouTubeなどがない時代なので、その瞬間の歌唱シーンを見逃すと、もう後がないかもしれない…歌番組とは、そんな貴重な時間だったのかもしれないと想像しています。
「ラジオ」も同様、その流れてくる歌声は、ヒット曲でない限りこれっきりかもしれない…そんな瞬間だったかもしれません。
こう書いてみると、昔は「情報が限られる分、そこから得られる音を最大限楽しもう!」と思えるシーンが多かったのかなと思います。一瞬を大切にする気持ちって、素敵だと思います!
また、「ドラマ」や「アニメ」、そして、「音楽雑誌」などから新しい音楽に出会えた方も多いのではないでしょうか?特に、ドラマやアニメと結びつけて知るのは、実際のお気に入りのシーンと音楽が組み合わさるような、想像力がかき立てられる体験でしょう。
今
そして、今はどんな手段で音楽を見つけているのか?ここからは私自身の体験を中心に書かせていただきます。
まず私が活用しているのは、「サブスク」。アプリ内にある音楽が、毎月定額で聴き放題になるサービスです。サブスクでは、好みのアーティストのページを開くと、似たようなテイストのアーティストの一覧が出てきたり、サブスク利用者が選んだイチオシのアーティストが紹介(不定期)されていたりもします。
私がサブスクで知って好きになったアーティストには、足立佳奈さん、Seira 、NOMELON NOLEMON(読み方:ノーメロンノーレモン)などがいます。サブスクがないと知っていないアーティストもいるので、本当にありがたいです。
次に活用しているのは、「SNS」。おすすめの曲を質問しているユーザーさんがいたりするので、その回答を読んで、新たなアーティストを発見することもよくあります。
あとは、「YouTube」。メドレーでたくさんのアーティストの曲を紹介している動画も多くあるので、勉強になります。
どちらも良い!
こうやって音楽を見つける手段の違いを見てみて、どのようなご感想をお持ちになりましたか?私はどちらも良いな!という感想です。
もちろん、今の方が情報がたくさんあるので、たくさんのアーティストを知る機会に恵まれているかもしれません。アーティストの知名度が低くても、SNSなどでどんどん発信することで、目に留めてもらいやすくなることも考えられます。
一方で、昔の方が情報が絞られている分、世に出る歌も絞られることで、みんなが知っているような楽曲も生まれやすかったのかもしれません。また、ラジオやテレビなどで流れてくる歌は、「これを聴き逃すとずっと聴くことができない」可能性もあったため、よりありがたみを持って聴けたかもしれないと、私は思います。
以上が記事になりましたが、上記はあくまで私の推測や経験談になってしまっています。もし「私は音楽を見つけるとき、こんなやり方をしていた(している)よ!」などのご意見がありましたら、ぜひコメント欄にお書きください!
お読みいただきありがとうございました!
それでは!