心温まる


寒い季節がやってきました。


そんな寒い季節に心温まる、島田奈美さんの歌をご紹介します。


先月も奈美さんの歌、紹介してたじゃん?笑 というご感想を持たれたかもしれません笑。ですが、ご紹介したい奈美さんの歌は、本当に山のようにあるので、今回もぜひお付き合いください!


歌は…


12月のフェアリー


1988年発売

作詞: 有川正沙子さん

作曲: 松田良さん

編曲: 入江純さん


です!


(カバー写真・上の写真: 投稿者所持分)


曲名にある「フェアリー」とは、日本語で

「妖精」という意味です。


このフェアリーが離れていた二人を結ぶ、という、温かいストーリーがこの歌にはあります。


では、早速聴いてみましょう!

いかがでしたか?歌詞をもう一度振り返ってみると…


♪半年ぶりの電話  泣き出しそうよ

逢いたくて  そっと  くちびる噛んだ

暖かい声が  元気?と言う♪


半年ぶりに電話したとは…きっと想いが募りに募ったのでしょうね。


作詞した有川正沙子さんは、歌のテーマからぶれずに歌詞を書くので、内容が心にスッと素直に入ってくるんですよね。


♪君らしさ  失くすなよ

あの時言われたわ

私らしく  なれるのは  あなたのそばよ  気付いた♪


こんなに想いを馳せれるような相手がいたら、そりゃ嬉しいよな。って思いました。


いやー、こう聴くと本当に心温まるストーリーですねー!相手の人の本当に優しい心が沁みます… もちろん歌の主人公も、相手の人に大切に思われるだけの人柄なんでしょうけど、優しさって、素敵ですね!


また、「温かい歌声」になっていることも、重要な要素だと思います。この頃の島田奈美さんは、デビューしてから2年半。感情の込め方が絶妙で、本当に素晴らしい。決して着飾ることなく、素直に歌の世界観を表現できていると思えます。



クリスマス感がない


そして、クリスマス感がないところもいいと私は思います。


世間、そしてもしかするとポップスなど音楽の一部でも、「12月=クリスマス」というイメージがあるのかもしれないです。


でもクリスマスと聞いて、あまりいい思い出がないとか、あまり気にしていない人も多いはず。


そんな人たちにも12月という季節感を味わえるところが、この歌の大きな魅力の一つだと思います。


きっとより多くの人が共感しやすい歌詞になっていると思いますね。



以上がレビューでした!


この歌がとっても似合うほど寒い季節になりましたので、皆さまくれぐれもご自愛ください。



お読みいただきありがとうございました!


それでは!