今日は、ちょっと前の話にはなりますが、気になったことについて。

先日、松田聖子さんが、中央大学法学部の通信課程をご卒業されたというニュースを目にしました。


(写真:フリー素材より)


聖子さん、本当におめでとうございます!

音楽とは少し別の話になりますが、このニュースからは、本当に大切なことを教えてもらっているような気がします。ここでは、私が重要だと思ったことをお伝えしたいと思います!

​中央大学法学部

聖子さんのご卒業された「中央大学法学部」。ご存知かもしれませんが、法曹界にもたくさんの人材を送り出している、社会的にも欠かせない学部です。


聖子さんが受講された通信課程からも、「司法試験に合格して弁護士になった」という方がいらっしゃいます(中央大学ホームページ)。


そんなレベルの高い場所に身を置いて、働きながらも最後まで勉強しようとした聖子さんの目的意識の高さが、素晴らしいと思います。私の出身大学にも法学部はありましたが、「法学部、単位取るの難しいよ」と噂になっていました。中央大学法学部の授業も本当に難しいものだったかと思いますが、そこを乗り越えたことを尊敬しています。


通信課程

ですが、今回聖子さんがご卒業されるまでにあったハードルは、それだけではないんです。聖子さんが受講された「通信課程」の特徴にもあります。


それは、「卒業するのが本当に難しい」ということ。


聖子さんと同じく、中央大学法学部の通信課程をご卒業された、渡邊賢一弁護士は、聖子さんについて次のように語っています。


「お忙しい中4年での卒業は早く、相当努力されたと思います」


「通信教育課程は基本的にレポート作成がメインです。私の場合、昼間は仕事、夜は洗い物などの家事や育児がありましたので、昼休みや夜に1時間ぐらいずつコツコツとレポート作成をしていました。4単位の科目であれば、レポートを4つ提出して4つとも合格しないと試験が受けられません。最後の試験に合格して、やっと単位が取れるので、やはり相当ちゃんと勉強しないと、なかなか前に進まない。そのため挫折する人も多いです」


(『松田聖子さん「中央大学法学部通信教育課程」卒業で話題 同校OB弁護士「相当努力された」絶賛のワケ』弁護士JPニュースより)


通信課程、ましてや働きながら、レポートをきっちり仕上げるだけでなく、さらに試験を受ける…というのは、非常にハードだったと思います。それを離脱することなく4年間も続けた…お忙しい中での努力に、本当に頭が下がります(聖子さんもそうですが、大学の通信課程を勉強された、聖子さん以外の方々も含めて)。


​夢に向かうという、かけがえのない力

ここからは私が聖子さんから気づかされたことを書きます。


コンサートやライブなど、たくさんのお仕事に勉学…聖子さんがそのような日々を走りつづけた原動力は何か?それは、夢に向かうという、かけがえのない力だと思います。


ふわっとした表現になってしまいましたが、まず聖子さんはなりたい自分、つまり「夢」を強く持たないと、このような結果にはならなかったはずです。今回、聖子さんにどういう夢があってご卒業されたかは分かりませんが、大学を通してなりたい自分(=夢)を強く意識していなければ、ご多忙な中、卒業まではたどりつけなかったはずです。


そして、その夢に向かって努力するのは、「かけがえのない力」だと思います。いくら夢を意識しても、実行に移す力がなければ何も始まりません。聖子さんは1日、1週間のスケジュールのやりくり、授業に対する集中力など、たくさんのことを考えて勉強しながら大学をご卒業されたと思います。その実行力は、聖子さんだからこそできた、かけがえのない力ではないでしょうか。


モチベーション

ここまで書くと、聖子さんみたいなすごい人だからできた。自分は…というご感想をお持ちになった方もおられるかもしれません。ただ、私が考えるのは、「聖子さんがしてきたことは、この社会に生きる人のモチベーションになる」ということです。


聖子さんは、確かにすごい方だという印象を持ちます。ですが、聖子さんのように、何でもいいから夢を持って、それに向かって頑張ることって、誰だってできる力があると思うんですよね。料理、ダイエット、健康維持…どんな夢でもいいと思います。そんな夢を持って努力する時に、聖子さんの頑張りに思いを馳せ、「聖子さんも頑張ったから、自分も…」というようなモチベーションにつながらないかな、と思ったりします。


このように、聖子さんのパワーが、皆さんに届くことを祈って、この記事を締めさせていただきます。



お読みいただきありがとうございました!


それでは!