夏の終わりの切ない歌 


まだまだ暑い日が続きますが、夏ももう終わり。


(写真:投稿者撮影)


今日はそんな夏の終わりに似合う、なかなかに切ない歌を、皆さんと一緒に分かち合いたいなと思います。


歌は、


杏沙子さん(私と同じ1994年生まれ)の、


夏をキライになっても


です。


作詞は杏沙子さん、作曲は清家寛さん。発表は2023年と、普段取り上げる年代の歌ではないので、今回は【特別編】としてお伝えします。


とにかく心に響く歌だと思っています。単にいい歌で済ませるんじゃなくて、感情に「これでもか」と訴えかけているような気がするんです。


早速聴いてみましょう!



いかがでしたか?澄んだ美しい歌声でこのようなことを歌ってもらえると、本当に心に響きます。


ここで私が心に残ったフレーズをいくつかご紹介します。



変われないわたしと 

変わった君♪


本当に切ないんですよね。自分と一緒に感情を共有してきた大切な相手との距離を感じる一節だと思います。だから切ない。



手を繋ぎ合った暑い日の

苦しい鼓動

この胸がさ

ずっと覚えてる♪


手を繋ぎ合うという二人の思い出が詰まっていて、これで二人は終わりなんだけど、記憶はちゃんと続いていくんだなぁとしみじみと思うフレーズです。手を繋ぎ合った瞬間は一瞬でも、心では続いていくって、素敵だと思います。



夏が過ぎ去ってしまっても

秋が連れ去ってしまっても

忘れないかな

忘れないから♪


二人でいた記憶をずっと心に留めよう、とする決意のようなものを思わせるフレーズです。歌の主人公の、想いの強さが胸に突き刺さります。



 杏沙子さんの歌声


私の心に特に響いたフレーズを挙げましたが、皆さんはいかがでしたか?


こうしたフレーズの数々が、杏沙子さんの歌声によって支えられているという事実は、絶対否定できないでしょう。


杏沙子さんの歌声は、非常にピュアで瑞々しい  それに、一音一音大切に歌っているのが、本当に伝わってきます。特に、


ほんと、好きだったよ

ちゃんと、好きだったよ♪


の部分でそれを感じます。大切に歌っているから、想いがストレートに伝わるんですよね



 好きこそものの上手なれ


そんな杏沙子さんは、実は夏が大好きなんです。具体的には、夏が盛り上がってそれが終わっていくところが好きだそうで、この歌にはその一面を垣間見ることができます。


「好きこそものの上手なれ」という言葉を、杏沙子さんは体現できていますね。私も杏沙子さんほど秀でたものは全くないのですが、それでも好きなことを大切にしていきたいものです。



以上がレビューでした!夏のなかなかに切ない雰囲気や、杏沙子さんの非常にピュアで瑞々しい歌声を感じていただければ、本当に嬉しく思います。


お読みいただきありがとうございました!


それでは!