久しぶりの投稿になります。ご無沙汰しておりました… これからも頻度がそれほど多くないかもしれませんが、アップしたいと思います。


さて!本ブログでは80年代アイドル(ソング)について、たびたび取り上げてきましたが、今回は世間であまり注目されることが少ない「シングルB面曲」を取り上げたいと思います。


「丹精込めて作られ、歌われた歌なので、埋もれたままではもったいない!」と思い、皆さんにもご紹介したいなと思った次第です。

※カバー写真・上記の写真: 投稿者所持のCD


初めて聴く方にとっては、「こんな曲もあるんだ!また聴きたい」と思っていただけるべく、ラインナップを考えましたので、ぜひ下記音源をお楽しみください!



淡色の予感

(シングル「とまどい」B面)

吉田真里子さん

作詞和泉ゆかりさん

作曲木戸やすひろさん

吉田真里子さんの「朗らか」で「弾む」歌声


それが、初々しい雰囲気の歌詞にマッチしているんですよね。「片思いで切ない時もあるけれど、前向きにいこう」とする歌の主人公には、朗らかで弾む歌声がぴったり似合います。吉田真里子さんの歌唱は、まさにその歌声の持ち主だと感じます。


この曲は、吉田真里子さんのデビューシングルのB面です。明るい素朴な雰囲気で、デビュー作にぴったりだと思います。その一方で、歌があまりにお上手なので、そういったところはデビュー作離れしているなと思わされますね。


いやー、いい作品だ。


心のアラーム響かせて

(シングル「Oneway Generation」B面)

本田美奈子さん

作詞秋元康さん

作曲筒美京平さん

(上のリンクを開けない方は、恐れ入りますがYouTubeにて「本田美奈子 心のアラーム響かせて」でご検索いただけると、該当する動画が出てきます)


本田美奈子さんの歌声って、本当に力強いです。


この歌では、「寂しさを乗り越えて、次のドアを開ける」べく、歌の主人公が前向きに奮闘しています。そこに美奈子さんの力強い歌声がすごく合っていると思うんです。


歌詞を聴くと、誰もが抱える悲しみに寄り添いつつも、最後は「あれ、なんだか力が湧いてきた」と自然に思えてくるんです。音楽って人に活力を与える、素晴らしいものだと思わされます。


頬よせて

(シングル「Free Balloon」B面)

島田奈美さん

作詞松本隆さん

作曲林哲司さん

この作品の場面を想起させる力が、すごいと感じます。


この作品は、「恋の儚さ」と「夜」を表そうとしているのではないか、と思います。その「恋の儚さ」と「夜」を歌声と間奏で表して、ジーンと来るような感覚になれる作品だと思うんです。場面を想起させる力がすごいと感じます。


まず、奈美さんの丁寧で、透明度の高い歌声に「儚さ」を感じます。歌声が切なさを際立たせている作品でしょう。


また、間奏で聴こえる「ピロロロン」という音も、歌の世界の中にある「綺麗な夜空」とぴったり合っているような気がして、しっかりと作り込まれた作品だなと思います。


私にとっては、歌の主人公の悲しみに思わず寄り添いたくなるような… そんな作品に仕上がっています。


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いかがでしたか?それぞれに違った持ち味が出ていると思います。この記事を書く前に改めて3曲を聴き直したのですが、本当に贅沢な時間でした。何回か繰り返し聴いてより好きになっていく曲もあったので、皆さんもぜひお聴きください。


お読みいただきありがとうございました!


それでは!