宮崎商


今回は音楽以外のことを書かせていただきます。


自分の好きな高校野球チーム、宮崎商の甲子園出場辞退についてです。今夏の宮崎大会で優勝し、甲子園出場権を得た宮崎商。しかしながら、開会式参加から数日後にコロナ陽性者が確認された後、それが集団感染になっていることが確認され、出場辞退、という結果になりました。


宮崎商の選手・関係者の皆さんは、大会期間中もコロナ対策に全力を挙げ、大会の感染対策ガイドラインも守り、食事も個食にするなどしてきました。


それだけに、選手の皆さん、選手を身近でサポートする皆さんのことを思うと、言葉がありません。とても胸が痛みます。


(なお、この記事を書いた後、今大会の1回戦で学校史上甲子園初勝利を挙げた東北学院からも、コロナの影響により2回戦への出場辞退が発表されました。東北学院の皆さんに対しても、言葉がありません。とても胸が痛みます。)



宮崎商との13年


私が宮崎商を知ったのは、13年前の夏の甲子園。守備も攻撃も一切手を抜かず、果敢に戦って勝利を掴む姿に惹かれました。またいつか宮崎商が出てこないか宮崎出身でもなく、宮崎から遠く離れて暮らす私でも、毎年のように夏の宮崎大会の結果をチェックするようになりました。


そして、今春、センバツに出場を果たし、いよいよ宮崎商の試合を、テレビ越しに観ることができました。引き締まった守備、持ち味のコントロール良い投球を落ち着いて披露した投手、そして、リードされても粘りの1点を終盤に取った打線… 13年前の宮崎商のことを思い出し、とても嬉しかったです。13年経った宮崎商の選手たちも、やはり果敢でした。


センバツでは1回戦で負けた宮崎商、甲子園での勝利を手にすべく、夏の宮崎大会の決勝に勝ち上がりました。私も中継サイトで試合を観ましたが、センバツの時よりも、打者のスイングも速くなり、守備も好プレーの連発。2人のピッチャーも更に素晴らしい球を投げるようになり、「本当に頑張ってきたんだな」と感動しました。


NHKのセンバツの実況では、こんな話もありました。宮崎商のグラウンドのそばには、大淀川が流れていて、その大きな川の向こう岸にも打球音が聴こえるので、地元の人たちは元気づけられてきたそうです。遠く離れて暮らす私にも、打球音こそ聴こえなくても、宮崎商から元気をもらってきました。


地元でも、そうでなくても、応援されてきた宮崎商だからこそ、選手の皆さんは期待を背負って戦ってきたと思います。その中での出場辞退。私なんかが想像することが決してできないくらい、選手の皆さんにとっては悔しいものだと思います。



私は宮崎商のプレーの数々を忘れません!感動をありがとう!これからもずっと宮崎商野球部を応援します!


そして、一刻も早い、コロナ禍収束を改めて願いますし、私もコロナ対策をより一層徹底したいと思います。


※カバー写真: 投稿者撮影