株式会社エテルノ 久遠メンタルカウンセリングに定期的にお越しになって下さる方の中には
精神疾患の診断を受けているクライエント様がいらっしゃいます。
例えば、H様は20代後半で幼少期からHSP気質であり、仕事のストレスからパニック障害、
不安障害を発症。同時に抑うつ状態を発症しましたが、抑うつ状態はカウンセリングを通じて生活に
支障のない範囲まで回復してきました。
さらにジェンダークエスチョンとして、自身や社会の性差別についても日々葛藤しています。
(イニシャルや年齢性別等は架空の方としております)

H様の生い立ちや日々感じた事、カウンセリングを受けて変わってきたことなどを
同じ悩みを抱えているあなたへ、あなたの周りの方へ「マイノリティでも障がい者でもない、私は私だ」
と題して、彼の言葉を通じてご紹介させて頂きたいと思います。

今回このブログでご紹介をさせて頂くにあたり、H様より
「私の経験や、言葉で、少しでも多くの人へエールを送ることができれば嬉しいです」と話してくれました。


****************************

 講義を聞いていて(2)  

 

やっと最後になって、自己紹介がやたらと長かった理由が分かりました。

先生はこの「出来事」と「自分の考えたこと」を交えながら、お話ししていたということ。

 

最後にただ年表のように羅列した経歴を見せられた時に、たしかにこれではやってきた

ことは分かるけど、どんな人物なのかは伝わらないな、と実感しました。

 

まぁ、講義の内容は深堀りしませんが、最後に自己紹介が長かった理由が明確になったことで、

さらにまた少し心が軽くなったのです。そして、スタッフさんと振返りをしているときにこう言われました。

 

「先生の自己紹介のとき、少しお辛くなってましたよね?」

 

と言って頂き、あ気づいてくれていたんだ、とビックリ。

そこで、私は「自分と重なるところがあって感情移入してしまって、

でも感情移入し始めた自分に気づけたので、そこからは課題の分離だと思って、

情報量を減らすために俯いていたんです」とお伝えしました。

 

さらにスタッフさんと話したことで気づいたのが、前の自分であれば、こんなタイムリーに

自分が感情移入してしまっていることに気づけなかったであろうということです。

きっと以前の自分であれば、講義が終わって、お昼ごはんを食べて、家に帰って、

少し経ってから、謎のグッタリ感に襲われて、寝ていたなぁ、と。自分がグッタリした理由にすら

気づけていなかったように思います。なので、タイムリーに自分の感情移入に気づき、

「課題の分離だ」と必死に考えを巡らせ感情移入しないようにしたことで、無事講義も

有意義に受けることができたし、家に帰ってからこうして出来事をまとめることができています。

 

今回、私がお伝えしたいのは、気づくだけでも素晴らしい ということ。

 

ストレスは知らないうちに溜まるものですから、少しでも自分にとって辛い!

と感じることがあれば、それを可能な範囲で緩和させたり、逃げたりして、

ストレスを和らげることができます。もちろん、今辛くて辛くて気づけないよー、

という方もいるかもしれませんね。

 

でも、それは本当に疲れている証。焦りなどあるかもしれませんが、ゆっくり静養しましょう。

静養することで、少しずつ心に余裕が生まれ、時間差で気づけるようになり、

タイムリーに気づけるようになり、最後にはパターンまで分かるようになれば、

ストレスを受ける前に回避することができますね。

 

ふと自分の中であった発見を、おすそ分けいたします。

少しでも皆さまのご参考になれば幸いです。

終わり。
****************************

色々な捉え方、受け取り方があると思いますが、
このブログを読んでくださっている方へのメッセージになれば幸いです。

久遠ナオミ

■□■新型コロナウイルス対策強化のお知らせ■□■

 

現在世界規模で問題となっておりますコロナウイルスの感染拡大ですが、

その影響により、本年開催予定であった東京オリンピックの延期が決定し、

さらに先日、東京で新たに多数の感染者が見つかり、ついに東京では

大規模な外出の自粛要請が出され、都知事より、東京を封鎖することも

あり得る旨の発言すら出てきてしまう状況となっております。

 

当所が所在する神奈川県も例外ではなく、外出の自粛が求められている状況です。

このような深刻な事態を踏まえ、当所におきましても、現在行っている対策に加え、

以下のとおり、新たにコロナウイルス対策を導入させて頂くことと致しましたので、

お知らせします。

 

①カウンセリング前の体温検査(非接触タイプの体温計を使用)

直接対面でのカウンセリングにお越し下さる方につきましては、

カウンセリング前に、当方で準備しております非接触タイプの体温計にて

体温を測って頂き、発熱等がないことを確認した上でカウンセリングを

行わせて頂きます。なお、体温検査にご協力頂けない場合、体温検査に

よって発熱等が認められた場合には、コロナウイルス感染拡大の防止の

見地から、カウンセリングをお断りさせて頂くこともございますので、予めご了承下さい。

お手数をお掛け致しますが、コロナウイルス感染拡大防止のため、

ご理解とご協力の程、宜しくお願い致します。

 

②対面を伴わないビデオ電話システム等によるカウンセリングの強化

上記の外出自粛の要請等を踏まえ、カウンセラーと直接対面することなく

カウンセリングを受けて頂けるよう、現在導入しているシステムに加え、

インターネット回線を通じたビデオ電話システムを導入させて頂きます。

これらビデオ電話システムのご利用をご希望の方につきましては、

カウンセリングお申込み時に、スタッフまでそのお申し出下さい。

詳細を説明させて頂きます。

なお、直接対面にてのカウンセリングもこれまでどおり並行して行って

参りますので、どうぞご安心下さい。

 

コロナウイルス感染拡大防止のため、以上の対策を新たに行って参ります。

また、今後につきましては、状況に応じて、既存の対策の強化・徹底、

新たな対策の導入を検討していく所存ですので、

皆様のご理解とご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

 

株式会社エテルノ 久遠メンタルカウンセリング代表 久遠ナオミ

株式会社エテルノ 久遠メンタルカウンセリングに定期的にお越しになって下さる方の中には
障害をお持ちのクライエント様がいらっしゃいます。
例えば、その病気の一つは統合失調症の診断を受けているK様
(イニシャルや年齢性別等は架空の方としております)です。

K様はカウンセリングに通うようになってから、人との関わり方や
コミュニケーションの取り方を学び、日々努力していらっしゃいます。
彼は自身の心にあった『できない』『自分はだめだ』という心の声から
解放され、今は『できる』『大丈夫』と自信を持てるようになったと話しています。

K様の日々感じた事を、同じ疾患で苦しんでいるあなたへ、あなたの周りの方へ
「統合失調症の君からもらった心のプレゼント」と題して、彼の言葉を通じて
ご紹介させて頂きたいと思います。

―------------------------------------------------------
『久遠ナオミ先生との出会いから成長(2)』

 ~人間関係~

久遠先生と出会ってから、前向きになったので健常者と関わることも増えました。

ライブハウスでの女性インディーズ歌手Mさんとの出会いはその後個人的な交流は

ありましたが、私を利用して説教ばかり、プライドを粉々にされるという経験をして

思い上がりをしないことを覚えました。

ボランティアにも少しの期間ですが参加し、人助けの喜びを知りました。

色々行動し良いことも辛いことも経験し、短期間でみるみる成長していきました。

その分世間の悪い部分が見えていき、苦しいことも多くなり、昔は鈍感で楽に生きて

いたことを痛感します。なにも感じることもなく好き勝手楽に生きているより傷つくことが

多いけれど、人の気持ちを想像して考えて生きている今の方がとても苦しいが

充実していると思っています。

 

SNSで知り合った主婦Nさんはインターネット上の交流だけでしたが、

私のことを肯定してくれて色々なアドバイスを頂きました。

私の文章力も評価され、この事例を作っていることのきっかけになったのです。

現在は彼女との連絡が途絶えてしまいましたが、今の私を作り上げた一人です。

 

生活支援センターという憩いの場に通っているとき、女性の利用者Aさんと

親密な仲になったと思ったのですが、どうやらお金が目的だったようです。

結局他の男性と仲良くなってしまいました。

 

就労継続支援B型に通っていたときも女性の利用者Hさんと付き合うことに

なったのですが、束縛が強く他の女性の友人と会っただけでトラブルになり、

心が疲れてしまい1ヶ月程で交際は終わりました。

 

だまされたり好かれ過ぎたり、丁度良い恋愛が出来ないことに嫌気が差し、

よほどのことがない限り恋愛はしないことに決めました。

 

その後派遣会社で働くことになりましたが、体力的にとても厳しく腰の骨を圧迫骨折して

しまい3ヶ月で退職となりました。ですが、色々な仕事を経て自分の経験値を積むことが出来たのです。

 

体を壊した後、私は就労継続支援A型に通います。

職員GさんUさんも良い人でサポートも心強かったですが、統括Tさんとの馬が合いませんでした。

利用者を呼び捨てにする。デリカシーのない発言。体育会系上司のようで、

障害者施設には場違いな存在でした。職員も皆やめてしまい人手不足でピリピリした雰囲気になり、

私のストレスも爆発。4年ほど勤めましたが退職しました。

信頼を築けた職員達とはメールのやり取りをしたりお酒を飲みに行ったりして交流があるのでありがたいです。

 

現在は新しい就労移行支援A型に通っています。

今までの失敗を踏まえて心穏やかに行動していきたいと思っています。

 

続く
―------------------------------------------------------
職場の上司、同僚の方、恋人の方との人間関係について書いてくださりました。

皆さんも人間関係のお悩みのご経験がおありではないでしょうか。


色々な捉え方、受け取り方があると思いますが、
このブログを読んでくださっている方へのメッセージになれば幸いです。

 

久遠ナオミ

~本日のご感想~

今すぐにどうとかではなく、まずこれからカウンセリングをして

やれることを少しずつやり、関係回復に努めていこうと思いました。

その整理がついただけでも良かったです。

 

~あなたと同じ悩みを抱えている方へメッセージ~

一人で悩まずにまずは相談・カウンセリングを受けてみるのを

おすすめします。何かしらの答えが見つかると思います。

 

株式会社エテルノ 久遠メンタルカウンセリングに定期的にお越しになって下さる方の中には
障害をお持ちのクライエント様がいらっしゃいます。
例えば、その病気の一つは統合失調症の診断を受けているK様
(イニシャルや年齢性別等は架空の方としております)です。

K様はカウンセリングに通うようになってから、人との関わり方や
コミュニケーションの取り方を学び、日々努力していらっしゃいます。
彼は自身の心にあった『できない』『自分はだめだ』という心の声から
解放され、今は『できる』『大丈夫』と自信を持てるようになったと話しています。

K様の日々感じた事を、同じ疾患で苦しんでいるあなたへ、あなたの周りの方へ
「統合失調症の君からもらった心のプレゼント」と題して、彼の言葉を通じて
ご紹介させて頂きたいと思います。

―------------------------------------------------------

『久遠ナオミ先生との出会いから成長(1)』

 ~資格に挑戦~

久遠先生のカウンセリングは新たな発見の連続でした。

先生に資格取得を提案されましたが、最初は勉強の出来ない私には

無理だと思っていました。

ですが、私が興味のあったカラーコーディネーターの資格の勉強を頑張りました。

勉強をしている時は自分が自分でいられると言う充実感を持てました。

結果試験も合格。無事資格取得に至りました。

このことで得たものは資格よりも「自分にも勉強が出来る」という自信と

勉強の楽しさの方が大きかったです。

 

~大病~

ある日風邪が一向に治らず、夜になると熱が39℃近くまで上がってしまうということがありました。

病院へ行き「腎細胞がん」だと判明、腫瘍摘出手術をすることになりました。

手術は成功したものの、残った痛みは大変辛いものでした。

病院のベッドで苦しみと戦っている時でした。聞き慣れた声が私の耳に入ってきたのです。

なんと久遠先生でした。あの時の安堵と心強さは今でも忘れません。

その後転移を繰り返し、今は抗がん剤治療をしています。

大病をして命の大切さに気付きました。

人から叱られた、嫌われたなどは命を失うことに比べたら、たいしたものではありません。

 

続く。


―------------------------------------------------------
資格の合格本当におめでとうございます。

私も嬉しかったです!

色々な捉え方、受け取り方があると思いますが、
このブログを読んでくださっている方へのメッセージになれば幸いです。

 

久遠ナオミ

~本日のご感想~

長い時間、色々と親身にご相談に乗っていただきとても参考になりました。

お陰様で今後の方向性について、考えがだいぶまとまりました。

株式会社エテルノ 久遠メンタルカウンセリングに定期的にお越しになって下さる方の中には
精神疾患の診断を受けているクライエント様がいらっしゃいます。
例えば、H様は20代後半で幼少期からHSP気質であり、仕事のストレスからパニック障害、
不安障害を発症。同時に抑うつ状態を発症しましたが、抑うつ状態はカウンセリングを通じて生活に
支障のない範囲まで回復してきました。
さらにジェンダークエスチョンとして、自身や社会の性差別についても日々葛藤しています。
(イニシャルや年齢性別等は架空の方としております)

H様の生い立ちや日々感じた事、カウンセリングを受けて変わってきたことなどを
同じ悩みを抱えているあなたへ、あなたの周りの方へ「マイノリティでも障がい者でもない、私は私だ」
と題して、彼の言葉を通じてご紹介させて頂きたいと思います。

今回このブログでご紹介をさせて頂くにあたり、H様より
「私の経験や、言葉で、少しでも多くの人へエールを送ることができれば嬉しいです」と話してくれました。


****************************

 講義を聞いていて(1) 

 

この間、面接にまつわる外部講師の授業を受けに行きました。

いつもと違う場所で、いつもと違うメンバーで、知っているスタッフさんはいるものの

(一番仲の良いスタッフさんで少しは安心)、いつもと違う状況に少し緊張気味の私。

でもセンターが違うだけで、同じ会社だし、大丈夫、と言い聞かせて、いざ授業開始。

 

今日初めてお会いする先生の自己紹介から始まるのは普通だったんだけれど、

なんと自己紹介が詳細に40分も語られた!!驚

しかも、けっこう激動の半生を歩んでこられた方で、親が自己破産したり、

自費で生活費も授業料も賄って大学に通ったり、起業を1年で失敗したり、

色々なことを経験されている方でした。

 

その中で、家族の話題があって、自己破産した父と、兄が喧嘩をしていたり、

母から愚痴の電話があったり、当人は大学に通うためにバイトと授業で必死なのに、

辛かったと。家族が崩壊するんじゃないか、と危惧していたとお話ししていました。

 

少し、そこで自分と重なる部分があり、そのお父様のお気持ち、お母様のお気持ち、

お兄様のお気持ち、ご本人のお気持ち、をそれぞれ深く感情移入が始まって、

少し辛くなってしまいました。

 

いったいこの先生は、なぜこんなに詳細に自己紹介をするんだろう、

もっと簡潔で良いのに、と思いつつ、話を止められるわけもなく、自分の感情移入が

始まったことで憂鬱な気分になってきた私は、先生を見ずに、うつむくことにしました。

そうすることで、少しでも自分に入ってくる情報量を抑えようとするためです。

 

一応、話は聞きつつも、「自分とは関係ない話だ、ただの自己紹介だ。」

「アドラーでいう課題の分離だ」「境界線をしっかりと引こう」と色々感情移入を防ぐために、

うつむきつつも考えを巡らせていました。

 

40分で自己紹介がやっと終わり、講義に入ったころには、上手く気持ちを処理できていて、

講義内容はとても良い内容だったので、楽しかったです。ざっくり講義内容をお伝えすると、

面接において大切なことは「出来事」と「自分の考えたこと」をセットにして伝えなければ、

自分の情報が相手に説得力をもって伝わりませんよ、だからまずは自分に起きた出来事を考え、

そこからその時にどういう気持ちだったか、どういった気付きを得たかをまとめてみましょう、

といった内容でした。

 

続く
****************************

色々な捉え方、受け取り方があると思いますが、
このブログを読んでくださっている方へのメッセージになれば幸いです。

久遠ナオミ
 

カウンセリングにお越し下さる皆様へ
~新型コロナウイルスの感染拡大に伴う対策措置について~

 

先般より、世界規模での新型コロナウイルスの感染拡大が大きな問題となっており、

遂には、世界保健機関(WHO)において「パンデミック(広範囲に及ぶ流行病)にあたる」

と宣言される事態となっています。


ここ日本においても、全国で感染が広まっており、各種式典やイベントの自粛、

企業における時差通勤の実施等、感染の拡大を防止するための様々な対策が執られております。

このような状況を踏まえ、当株式会社エテルノ久遠メンタルカウンセリングにおきましても、
感染拡大の防止のため、以下の対策を行っております。

 

・空間除菌脱臭機の導入
・消毒用アルコールスプレーの常備
(マスクが手に入りにくい状況となっていることに鑑み)マスクをされていないクライエント様へのマスクの配布
・カウンセラー・スタッフにおけるマスクの着用、手洗いうがい、手指のアルコール消毒の励行

 

 

 

今後も、必要に応じて、感染拡大の防止のため、様々な対策に取り組んで参ります。

クライエントの皆様方におかれましては、どうぞご安心してカウンセリングにお越し下さい。
なお、提携先法律事務所におきましても、同様の対策に取り組んでおりますので、

弁護士がカウンセリングに同席する際もどうぞご安心下さい。

 

また、外出をできる限り避けたいという方につきましては、電話でのカウンセリングも

行っておりますので、どうぞお気軽に電話カウンセリングをご利用下さい。

もちろん、カウンセリングでは「お互いの顔が見えないと不安だ」という方もいらっしゃることと思います。
そのため、スカイプ通信によるカウンセリングサービスの導入をいたしました。

 

新型コロナウイルスの問題につきましては、未だ収束の目途が立たず、

不安な日々が続いておりますが、カウンセラー、スタッフ一同、皆様の心の安心・安定に貢献するべく、

日々業務に取り組んで参りますので、今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

株式会社エテルノ久遠メンタルカウンセリング
心理カウンセラー久遠ナオミ及びスタッフ一同

株式会社エテルノ 久遠メンタルカウンセリングに定期的にお越しになって下さる方の中には
障害をお持ちのクライエント様がいらっしゃいます。
例えば、その病気の一つは統合失調症の診断を受けているK様
(イニシャルや年齢性別等は架空の方としております)です。

K様はカウンセリングに通うようになってから、人との関わり方や
コミュニケーションの取り方を学び、日々努力していらっしゃいます。
彼は自身の心にあった『できない』『自分はだめだ』という心の声から
解放され、今は『できる』『大丈夫』と自信を持てるようになったと話しています。

K様の日々感じた事を、同じ疾患で苦しんでいるあなたへ、あなたの周りの方へ
「統合失調症の君からもらった心のプレゼント」と題して、彼の言葉を通じて
ご紹介させて頂きたいと思います。

―------------------------------------------------------
『久遠先生に出会うまで』

 

~壮年期~ 絶望から久遠先生との出会い

 

失業後、仕事が全く決まらす憂うつと寂しさで頭がおかしくなってしまいます。

カウンセリングを利用することを決めます。

当初カウンセリングの印象が私の中で説教などをされて「恐い」と感じ、

とても勇気が必要でした。

 

パソコン検索で近隣のカウンセリングをやっている場所を探します。

そこで見つけたのが「エテルノ」です。

勇気を出して電話を掛けます。

「はい、エテルノです」電話口から聞こえる受付の人の優しい声。

 

予約をして、丁寧に場所を教えてもらい、安堵したのを覚えています。

 

カウンセリング当日、受付に案内されいよいよ緊張の中カウンセリングが始まります。

部屋に入るとスーツ姿でロングヘアーの笑顔が優しそうな女性が出迎えてくれます。

 

その女性が久遠ナオミ先生です。

この出会いで私の人生が好転していくことになります。

 

続く。
―------------------------------------------------------

色々な捉え方、受け取り方があると思いますが、
このブログを読んでくださっている方へのメッセージになれば幸いです。
 

久遠ナオミ

株式会社エテルノ 久遠メンタルカウンセリングに定期的にお越しになって下さる方の中には
障害をお持ちのクライエント様がいらっしゃいます。
例えば、その病気の一つは統合失調症の診断を受けているK様
(イニシャルや年齢性別等は架空の方としております)です。

K様はカウンセリングに通うようになってから、人との関わり方や
コミュニケーションの取り方を学び、日々努力していらっしゃいます。
彼は自身の心にあった『できない』『自分はだめだ』という心の声から
解放され、今は『できる』『大丈夫』と自信を持てるようになったと話しています。

K様の日々感じた事を、同じ疾患で苦しんでいるあなたへ、あなたの周りの方へ
「統合失調症の君からもらった心のプレゼント」と題して、彼の言葉を通じて
ご紹介させて頂きたいと思います。

―------------------------------------------------------
『久遠先生に出会うまで』

 

~壮年期~ 一般企業へ

 

初めての会社は大変なものでした。

当時は服薬の量が多くて日中眠くなることが頻繁にありました。

私は自分の事情を伝えるのが苦手で周囲に理解も得られなかったです。

「精神障がい=甘え」と言う考えのようでした。

 

上司のNさんはとても厳しい人で特に体形のことで辛い思いをしました。

涼しい時期に半袖でいたら「K、ヤセ我慢してるのか?違ったデブ我慢か」。

などと言われていました。Nさんの考えですが太っている人は根性が足りない、

自制心がないという考えのようでした。

ですが私は返事をしっかりするようにし、全力で仕事をするようにしていました。

その結果認められ、仕事も任されお酒も飲みに連れて行ってもらえました。

 

努力をしっかり示せば表面だけの印象は変わるのだと学びました。

 

力仕事だったので、結局体力的に限界が来て2年ほどで退職してしまいましたが

この会社での厳しい経験はその後、仕事に対しての立ち振る舞う地盤になっています。

 

3ヶ月の就活期間を経て次の会社はR工業に就職しました。

ここでは上司のMさんは優しい人でした。もちろんミスをしたら注意を受けますが

理不尽なことはあまりありませんでした。

ただプライベートが充実せず悩んでいました。

孤独が苦手で親友のAさんともほとんど会えず恋人がいないことへの劣等感を募らせていました。

 

その結果夜な夜なガールズバーに行き寂しさを紛らわしていました。

お店の女性への無駄なアプローチも繰り返していました。

二日酔いで仕事をする日々が続き、心身ボロボロになっていきます。

 

会社は3年ほど勤めましたが部署移転のため会社都合で退職になりました。

 

今思うと一般企業で安定した環境の中、給料をしっかり頂けているのはとても幸せなことだと思います。

孤独でも楽しみ方はたくさんあります。

 

それに気付けなかった私は、とてももったいないことでした。

 

続く。
―------------------------------------------------------

色々な捉え方、受け取り方があると思いますが、
このブログを読んでくださっている方へのメッセージになれば幸いです。

 久遠ナオミ