3月後半から4月半ばまでは仕事がバタバタで、4月後半は材料が届かずで仕事が進まず、読書時間と、手帳デコなどの趣味時間が取れた。
3月に読んだのは3冊。
『悪女たちのレシピ』秋吉理香子著
いろんな悪女の6篇の短編集。
さすが、女の嫌な部分を描くのが巧み👏
嫌な女たちの追い詰め方にゾクゾクしながら読み、ラストの話でニヤニヤしました。
そんな私も悪女なのかも…
気をつけないとな。
『あいつらの末路』真梨幸子著
他人の不幸は蜜の味。
自分のことは棚に上げ、他人から自分を守るための言い訳と、他人への嫉妬に終始する人たち。
その人たちが報いを受け、いい気味だとスッとする。スッとすることで、私のストレスも発散してくれている。
ややこしい人物相関図を頭の中で組み立てる真梨幸子さんの構成の面白さを久々に味わい、大満足。
紙に書いて整理することにならないように、頭だけで考える。
この脳内人物相関図の作成は、脳にとって良い刺激であると思っている。
秋吉理香子さん、真梨幸子さんはイヤミスで名を馳せているが、それだけでない文章力、構成力があるので、より面白い。
『シュガーレス・ラヴ』山本文緒著
それぞれの体の異常に起因するストレスに悩まされる女性たちの短編集。
でも実は、それは自らが無意識に起こしていることもあり、それに気づいてどう前に進むか、それぞれがどう選択するか。
人はやはり自分中心に考えてしまうので、自分を客観視するってなかなか難しいけど、そこは忘れずにいたい。
4月は読了できず、連休中に読了した2冊。
『彼女たちは楽園で遊ぶ』町田そのこ著
こちらは図書館で半年くらい前に予約していた本。
山の中にできた宗教施設に入会した友達を連れ戻す為に潜入した女子高生と仲間たち。
その施設は、とある言い伝えがある祠を壊し、施設を建設、そこで行われる不気味な儀式があった。
施設側から選ばれた3人は喜ぶのだが、実は…。
同じ町の中で起こる猟奇的な殺人事件との関連は…
2度目の儀式に友達が選ばれ、儀式まで時間もなく、自らも拘束されてしまうが生きて帰れるのか…
ホラーよりもオカルトっぽい。
その土地の言い伝えを利用する宗教団体、そこに群がる莫大な寄付をする一部の信者。
人の命の重さに違いはあるのか。
お金で命(健康)は買えるのか。
自分勝手な思いで他者を軽んじてはならない。
地方の言い伝えや伝説って、それなりに守る理由があり、でもそれは悲しいものだったりもする。
ホラーというよりオカルト寄りなのかなと。
『くますけと一緒に』新井素子
両親が事故で亡くなり、母の親友とされる裕子さんに引き取られる小学校4年生の成美。
成美はくまのぬいぐるみの『くますけ』が手放せない為に、変な子扱いされていじめられていた。
それを知り引き取ることを反対する裕子さんの夫(医師)と、引き取りたい裕子さん。
元々、両親から愛情を感じられない成美が、くますけに依存し内に籠る感じは、私も似たような境遇なので共感できる部分もあった。
『彼女たちは楽園で遊ぶ』から続けて読んで、どちらにも共通していたのが【人を呪わば穴2つ】
それを経験し、自分が悪いと思い込む成美の心をほぐすのはくますけか、裕子さんか。
強い想いは届くのかもと錯覚してしまう。
他人は変えられないから、まず自分が変わること。
それが素敵に描かれていた。
当事者にしかわからない経験を共感できる人が近くにいるのは心強い。
今回読了したのが女性作家ばかり。
ホラー、オカルト続きで、今読んでいるのは
『アナヅラさま』
お友達にいただいた本です。
最初から引き込まれています。





