ミュージカル憂国のモリアーティ
op.4 犯人は二人
2023年2月12日に大千穐楽を迎えたモリミュ
その1から随分時間が経ってしまったが
やっと仕事が一段落したので続き
(これを書いたのは3月頃です💦円盤出てますが、まだ観ていないので、細かなことが未確認です🙇)
その2はキャストや場面についての雑感をつらつらと
以下、本編および原作の内容に触れています
アダム・ホワイトリー
原作から受けたイメージは、アイドルのような一見軽薄そうな若手議員だったので、川原さんがキャスティングされたとき、ちょっと違うなと思った
しかし、そこはモリミュ
しっかりモリミュのホワイトリーができ上がっていた
ちゃんと唇の左下のホクロ、控えめに描き込んであった👀
朝食の場面
サム、マーカス、マギー
ホワイトリーの大切な人たち
サムの竹内くん
成人男性が少年役を演じるのは難しい
でも彼のサムはとても自然だった
マーカスは佑麻くん=op.3のビル
今回は2代目グレッグソンとしても活躍
マギーの永咲さんは、シワを書き込んだメイクと老女の演技で、貴族の婦人を演じているひとと同じには見えない👏
白崎さん演じるスターリッジ
この場面では、言動からまだ脅迫を受けていないとわかる😢
アルバートが貴族院の不正を示す証拠を渡す場面から
その奥の空間にオルガン👀
讃美歌を思わせる兄さまの歌
しかし、神聖なオルガンは間もなく闇を含んだゴシック調のバロック音楽?に変わる
🎵きれいは汚い 汚いはきれい
同じ楽器で、これほど音色が変わるとは💦
ホワイトリーに迫るミルヴァートンの魔の手
この場面は辛いね〰😭
🎵赦せというのか 魂の絶叫
夜の公園
「君にも弟がいたのか」
というセリフがあるかと思ったけどなかった😅
🎵その罪の衣は重かろう
🎵未来のために必要ならば この命喜んで捧げよう
川原さんの熱演が一幕の大きな柱となった
加えて一幕の見どころとして、アンサンブル総出の民衆の変化がある
オープニングでは、犯罪卿を🎵英雄🎵義賊と称賛していた民衆の気持ちが、ホワイトリーが現れたことで「犯罪卿は顔の見えない、犯罪で「しか」世を変えられないやつ」という評価へ変わっていく
その流れの中で、ホワイトリー殺害
🎵ダンダンダンという強いピアノの音に合わせ、体を震わせ、クラップと足音で犯罪卿を非難し追い詰める
🎵自分に関心集めたいだけのナルシスト
特に、かりんちゃん、あいりちゃんの希望→絶望への変化は観ていて苦しいほどだ
このお二人、公園の少女も本当に子どものようで可愛かった
かりんちゃんといえば、幸橋鈴和=なーりんとしてアイドル活動を始めたとき、もうモリミュには出てもらえないなあと思っていたので今回もいてくれて嬉しい
加えて公演期間中に「アンサンブル」というキーワードへのリツイート、アンサンブルさん達のお名前一覧など気遣いが素晴らしかった👏
メアリー・モースタンの優花ちゃん
きれいな声と控えめで聡明な佇まい
シャーリーにあしらわれても食らいついてくる芯の強さ
メアリーにピッタリだった
サディアス・ショルトーは白崎さん
一幕でサムを手にかけた人とは思えない
さらにアクションが本業でダンスも歌もこなす
信頼度満点の役者さん👏
バーソロミュー・ショルトーは木村さん
物言わぬ姿で発見されてから
結構長い時間、キツイ姿勢なのに
ピクリとも動かない
すごい💯
一幕からちらほら姿を現すハリー=甲斐さん&ゴズリング=若林さん
思った以上の再現度の高さ👏
特にルイス✕ハリーとフレッド✕ゴズリングの殺陣は見応えありあり👀
甲斐さんは吹き矢の男や記者
若林さんはおヒゲの貴族、ジョナサンスモールも印象的
グレッグソンの日替わりは、毎回違うネタ
お客様を飽きさせないというしゅんりーイズムの継承
周雅くんも参加でより大掛かりに😅
大楽の人形劇は仕込みが👍🤣
個人的には、🎵あえて現場に〰の替歌がツボ🤣
しゅんりーさん、千穐楽かな、船から落ちたよね🤣
もう歌わないって言ってたけど
あなたの場面が癒やしです
🎵あとがこわ〰い のニュアンスを毎回替え、それを繰り返すアンサンブルさんたちも合わせてチームワーク抜群
そしてハドソンさん帰ってきてくれました
奏音ちゃん、221Bにはやっぱりあなたが必要です
「それ、嫉妬よ」も
🎵ごめんねジョンくん も
🎵ラクダでお散歩 も最高です
あと、今回アンサンブルさんたちのダンスが今まで以上にツボにハマって毎回楽しみだった
🎵数多の犯罪の糸を引く のマリオネットとか
🎵I hope〰 の盛り上がりに合わせて人が増えていくところとか
🎵煉獄へ堕としたまえの赤い布のところとか
劇場で今すぐ混ざりたいと思ったのは久しぶり😅
ラスキン
吉高志音くん端正な顔立ちとスラッとした立ち姿
最強の悪魔に仕える美しく、冷たい信奉者
虜になったものが次々出る今回の目玉キャストだった
今回のピアノは桃子さんが帰ってきた
桃子さんのピアノはすっとセットや背景に溶け込む
自然なそれでいてきちんと存在感もある音色
オルガンのシーンでは聖歌の伴奏者にも、悪魔の手先の魔女にもみえる
そして、虎視眈々と表を狙う裏シャーロック🤣
バイオリンの周雅くん
個人的なイチオシ👍は221Bの屋根上のシーン
op.3の大学のシーンと同じ爽やかな風を感じる音
あとは三つ巴、シャーリーがアカペラに入る前の短い音
タイミング的にも出す音的にもとても難しいと思う
でも、今回はやはりピチカートが印象的
シャーリーの思考に合わせてリズミカルに弦を指で弾きながらシャーリーとシンクロして一緒に動く
弦を弾くのは上向きの動き、これに上下運動の歩行を合わせるのは地味に難しいはず💦
また、下手前列に座ったとき、メアリーの場面で普通のバイオリンの音と一緒にピチカートの音も聞こえて、周雅くんをガン見してみたら、左手人差し指中指で弦をおさえて右手で弓を引き音を出しながら、同時に弦をおさえている左手の薬指と小指で弦を弾いていた👀
これすごいことではないの?(有識者の皆さまいかがでしょうか😅)
そして、初ゼリフおめでとう〰❤️
シャーリーのセリフではなかったけど😅「ワン❗」
と長くなったのでここいらで切ります
その3へ続きます
長文お付き合いいただきありがとうございました🙇