ミュージカル 憂国のモリアーティ ー

op3 ホワイトチャペルの亡霊


2021.8.22大阪千秋楽

マチネ全景/ソワレスイッチング

配信にて視聴

本編および原作のネタバレあり


東京休演のあと、いろいろ変わったとのTLが流れてきていたのが気になって、早く観たかった


実際、特に主役二人が7日とどころか千秋楽マチソワでも全然違〰️う💦

舞台は生だから、その日の流れで少々変わるのは当たり前だし、そこが魅力の一つに違いないのだが・・・これは・・・


以下、op3のまとめをかねて考察していく


アンサンブルキャスト

今回もモリミュクオリティを支えている

ひとりひとりに見せ場があり、印象に残る

特に白崎さんは善人悪人入り乱れて大活躍

個性的な容姿なのに、ちゃんとそれぞれの役に切り替えられているところが信頼感抜群

そしてビルの蓮井くん

階級社会に抑圧され卑屈になっていた心が

🎵こころの扉🎵で解放されていくときの表情が素晴らしい

私の予想では、ビルも歌の途中からコーラスで加わるはずだったんだけどな😅


アータートン

そこをどけ❗レストレードォ〰️〰️❗❗

四季仕込みのバリトンをこれでもかと響かせて、🎵すべてを統べよう🎵登場から小悪党(失礼😅)とは思えない存在感

典型的な悪役なんだけど、妻子がいてそれなりの地位について威張っていたいだけ、ミルヴァートンに目をつけられなかったらここまで堕ちなかったんじゃ?と想像させる

次回いないのは寂しいなあ😢


ジャック先生

みんな❗ワシを導いてくれよ〰️❗

スタイルの良さとシルバーグレイ✨

キャラクターの再現度は高く、本物がまた一人という感じ✨

東京では歌いにくそうだった歌も、一音一音しっかり聴かせることでかなりこなれた感じに✨

モランとの掛け合いも小気味良く、すっかりモリアーティ陣営の一員


パターソン

同期のよしみだ

2幕頭のソロはパターソンのウィルへの崇拝と忠誠を良く表していて、ちょっと気持ち悪い😅(あくまでも良い意味で、誉めてますよ〰️✨)

一見、別の場所で引いて存在してるのに、内面は超過激で危なそうなやつ

頭が違っていたらどうなったか😱ウィルが引き入れてくれて良かった😅


ボンド

シャーロック・・役者が揃ったね

登場から、本物度120%

ただ男性らしいのではなく、明るくチャーミングなアイドルのようなボンド

せしボン(宝塚で良く歌われる歌の題名にちなんでこう呼んでます😁)は、シャーリーに対する想いを胸の深いところに大事にしまったまま、信念とモリ家への恩義のもとに行動する

公演中につぶやかれるせしるさんの言葉がボンドとモリミュ愛に溢れていて😭


レストレード

俺が法を犯す分には構わんということだ❗

出番が増えて、願い成就✨人形劇のロングナンバーを見事に歌いこなした

しゅんりーさんのレストレードは、ホームズやパターソンへの友情が厚く、正義感が強く、心根の優しい男だ

機密資料庫でのモノローグは柄にあわず😅カッコ良かった


フレッド

進んでください・・まっすぐそのまま

今回は出番が少なかったが、やはり、りよーたろーフレッドは要所要所で良い仕事をする

女装のかわりに悲鳴

切り裂き魔の変装は良く似合っていた

フレッドはウィル達が自らを抹殺することを納得していない

自分はどうなってもウィルは生き続けるべきだと考えている

次回以降は、大変な役割だな〰️💦


モラン

やるじゃねぇか❗ボンド

フレッド同様、今回は出番少なめ

足ドンをくらったり皆にいじられたり、大佐らしくない場面もいざーくんなら可愛くなる👏

ボンドとの共闘シーンはまあ美しいこと✨

やっぱりずりーわ😅

🎵俺はお前の理想、志を守る🎵で、この先の大佐が思い出されて😭


ルイス

はい、兄さん・・皆殺しですね

一慶くんがニコ生で、原作「最後の事件」後のルイスを意識して役をつくったと言っていた

ウィルが死体を残すのはシャーリーのためだって言っても、涼しいかおで「わかりました」

大人になったね〰️✨今までならナイフ出してたよね😁

偽ジャック一味を裁く場面の殺陣は短い時間ながら圧巻

🎵なんだろうこの~不安のざわめき🎵

次に続く大事な予兆


アルバート

お前がどんな道を歩もうと、私はお前とともにある

原作の都合上、出番は少ないと予想されていたが、探偵に夢中になっている(?😅)弟を嗜めるところからゴルゴダまで非常に印象的な場面を与えられた

自分の理想の世界をつくるという究極のエゴにウィルとルイスを巻き込んでしまった後悔

くほひでアルは、一人ですべてを背負うつもりのウィルに、お前の罪は私の罪だとこころで呼び掛ける

ストップモーションのウィルに対して心情を吐露するゴルゴダの歌で、肩に手を置くという、東京ではなかった演出が加わっていた

普通は時間軸の違う相手に触れるのは御法度だが、くほひでアルの想いが溢れ、弟に触れさせずにはいられなかったのだろう


ジョォン

お前だけに苦しい選択をさせてしまったな

オープニング、出てきただけで光が射す✨

怪しい実験のときの倒れかたは芸術的😁

冤罪事件のソロナンバーも

🎵か〰️れは違う❗🎵とまっすぐなジョォンが眩しすぎる(は?俺が捏造だって言ったんだろ❗ってシャーリーがかみつきそうだけど😅)

🎵あ~あシャーロックお前と行こう🎵

お前良いやつだなぁ〰️💖

その光でシャーリーを明るい方へ導いてくれ


ミルヴァートン

あっ❗あ~服が汚れてしまう😁

キャスティングが神のなせる業✨✨✨(推しが押してたという事実に驚いた😁)

発表された瞬間から、間違いないじゃんと👏

セリフのトーン、歌声と表現力、どれをとってもラスボス感が半端なく、しかも魅力的な色気がある❤️

でもね、この人の本分はこれから

「犯人は二人」の道化と化したミルヴァートンこそが実力のみせどころ

あ〰️楽しみ💖💖💖


その2に続きます✨