自宅でもトレーニングするハニ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
テニスコート。
どんなにやっても、やっぱりボールが怖いハニ
スンジョ :球を最後まで見ろって! ・・・ (ハニに強打を浴びせるスンジョ) ・・・ 右右! ・・・ 最後まで見ろってば!
ハニ :どんなに目を大きく開いても見えないんだもん!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
うどん屋。
ハニアッパ :ダメだってなんか良いったらわかるんだ!
ジュング :お義父さん、考えてみて下さい。2泊3日一緒に居たらなかった情まで沸いてくるもんでしょう?!休暇を出して下されば、オレが付いて行って・・・
ハニアッパ :おいっ!お前はいつまで追っかけてばっかりいるつもりだ?追っかけてばかりいないで、ハニがお前に来るように出来ないのか?存在感がなくちゃだろ存在感。こんな風に追っかけてばかり居るからハニがお前に存在感を感じられないんだろうが! ・・・
ハニアッパの言葉に少なからず衝撃を受けるジュング
ハニアッパ :言葉が出たついでだからいうが、髪型変えろよ。お前のそれ(前髪)、ハニのタイプじゃないぞ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
自分の部屋で考え込むハニ
ハニ :わたしは一体何を考えてるのかしら?あんなに決心したのに2泊3日ペクスンジョと一緒に過ごすって思ったら、胸がドキドキする・・・どうしよう?こんなんじゃダメなのに
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
MT出発の朝、ジュングはハニにお弁当を渡しながら言います。
「オレは家だ。どんな時に来ても、いつでもそこにある家。思いっきり遊んで来てもそこにあるし、辛くて泣いて帰って来てもそのままそこにある、家だ。」
・・・ ジュング、本当にハニの事が好きなんですね~
しかし、ハニを見送った後・・・
ジュング :いや~こんなのオレのスタイルじゃないのに・・・ 難しいな、存在感・・・
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
MT(合宿)の宿所が学校内だと知った学生達は不満タラタラ。
ギョンス :(ラケット持ってるので怖いっす)うるさい!なんだお前らその格好は。我がテニスサークルのMTは学校内で合宿して訓練するのが伝統だ。
学生達 :(不満不満不満)
ギョンス :静かにしろ~ん? いまから5分やる。部室に荷物を置いてもう一度集まれ。
学生① :まだ来てない人もいるのに・・・全員揃ったらやりますよ。
ギョンス :なんだって?誰がまだきてないんだ?
学生① :ペクスンジョ、ユンヘラ、オハニです。
ギョンス :ペクスンジョとユンヘラは特別部員だから良いとして、オハニ? あいつはなにやってんだ!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
うどん屋。自転車に乗って登場のスンジョオンマ。
ハニのような子が自転車に乗っている姿余りに可愛くて、ハニにも乗って欲しくて思わず買ってしまい持って来たと言うスンジョオンマ。
移転手続きをまだしていないハニアッパに、郵便物をわたしつつ
スンジョオンマ :楽しいですか?2人だけで暮らしてるから・・・
ハニアッパ :いや・・・
スンジョオンマ :わたし、病気だったんですよ。本当に深刻だったんですよ~
ハニアッパ :スチャンに聞きました。
スンジョオンマ :ハニが来る前は、我が家でお喋りして失敗して、そんな人私しかいなかったんですよ。スンジョウンジョは【???】な性格でもないし、主人はいつも忙しくて、私がいなかったら我が家は本当に【???】だったんですよ。 それでハニが来て、本当に楽しかったんです。生きた心地がして。幸せで・・・ また、一緒に暮らしたらダメですか?住所移転もまだされてないじゃないですか・・・ 私、沢山考えてみたんです。わたしのワガママなのかしら?私だけが幸せでいる為に、スンジョに押し付けてしまったのかしら?私の欲だけだったのかしら?って・・・ でもハニも一人で苦しんでいるみたいで・・・
ハニアッパ :そうですね。それで私もとても反省してたんですよ。でもみんなが大学に行って、スンジョに別の彼女が出来たら、散々苦しんだ末に引っ越すよりも、今少し苦しむ方がマシなような気がするんです。ハニにとってもそれが・・・
・・・ アッパがハニを大事に思う気持ちが痛い程わかるから、オンマも何も言えませんね。実際、スンジョがハニにとても良くしてあげてるとは言い難いわけですから。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
コーチ :明日朝6時起床。午前はスウィング練習、午後はトップスピン【???】を習います。MTだからって食べて遊ぶ事を期待して来た人達は、今からでも精神状態をリセットした方が良いぞ。
ギョンス :(ラケット持ってないので優しい) さあさあみなさん!これからは休憩時間です。各自休憩したら1時間後に下の中庭に集まって下さい~
部屋を出る学生達。同様に出ようとするハニにギョンス。
ギョンス :ハニ、お前は夕方の練習は受けなくて良いぞ。お前は夕飯担当だ。
ハニ :私一人ですか?
ギョンス :お前今日遅刻しただろ。バツだと思って行って飯作れ。それに良かったじゃないか、夕方の訓練受けなくて済むんだから。
スンジョ :ちょっと待って下さい。じゃあ最後の日の試合は?
ギョンス :当然やらなくちゃだろう。約束なんだから。
スンジョ :で、練習させないで飯の準備なんてさせたら困りますよ。他の人より何倍も練習しないと行けないのに。
ギョンス :それは個人的な事情で、遅刻した事は遅刻した事なんだから・・・
スンジョ :あぁ~もしかして負けると思って、わざと練習させないんですか?
ヘラ :先輩、そんなに自信ないんですか?
ヘラに話しかけられると上手く話せないギョンス君。
スンジョ :飯早く作れよ。残った時間に練習するから。言っただろ?今回は絶対に勝たないといけないんだ。
ヘラ :大変ね、一人で。
ハニ :助けてあげるとは言わないのね。
ヘラ :私ご飯作るの嫌いなの・・・ 話しがあるの。気付いてると思うけど私スンジョに関心があるの。それで今回言ってみようかと思って。良いわよね?
ハニ :なんでそんな事私に聞くの?
ヘラ :さぁ・・・なぜか子供からあめ玉を取り上げるような気持ちになるのよ
ハニ :なに?違うわよ。良いわよ。
ヘラ :本当?気持ちが軽くなったわ。じゃあ、お疲れ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
厨房。タマネギをむくハニ。終わりがないねぇ~
スンジョ :おいオハニ!まだかかるのか?そんなに【???】してたら練習時間ないぞ!
ハニ :スンジョ!助けて・・・ 早く終わらせて練習しなくちゃ
自分が勝つためとはいえ、なんだかんだ言ってハニの事は助けてしまうスンジョ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
食堂。
えら~く豪勢なディナーが完成して、自分の料理を褒められてまんざらでもないスンジョ
みんなが美味しく食べている中、2人で練習に出て行くスンジョとハニ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
スンジョ宅
スンジョオンマ :みんな頑張ってるかしら?2人がもっと身近にななってまた戻ってこれたら良いのに。一緒に暮らした年月があるのに、スンジョはどうしてあんなに冷たいのかしら
スンジョアッパ :いる時は気付かなかったけど、ハニが出て行ってしまったら家の中が静かで楽しみがないね・・・
スンジョオンマ :あなたもそうなのね?あなた、私達ギドンさんにまた一緒に暮らそうって言ったらダメ?
スンジョアッパ :僕が一度、ギドンに会ってみようか?
スンジョオンマ :あなたぁ~ありがとぉぉ~
ウンジョ :僕はまた同居しても、今度は絶対に僕の部屋譲らないよ!絶対に譲れない!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
合宿所(=学校)
熱心に練習するハニと、熱心に指導するスンジョ。
なんど諦めそうになっても、どんなに辛くても練習するハニに、スンジョは思う所もあるような様子で・・・
・・・ スンジョが笑ってる~~~~~
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
うどん屋。
ジュングが一人で特訓中・・・
ハニに電話しようとするも、途中で切ってしまうジュング。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
合宿所
コーチ(?) :ペクスンジョ!お前昨日午後練サボっただろ?一度参加した以上、勝手な事するな。
スンジョ :大丈夫ですか?後悔しますよ?
コーチ :なに?
スンジョ :いや、だったらラーメンでも買っておかないといけないんじゃないかと思って・・・
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
厨房。1人途方に暮れるハニ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
食堂。
昨日と打って変わって惨憺たる食卓に声もでない学生達。 ・・・ のなかきまずいのスンジョ
ギョンス :おいハニ、これどうなってんだ?
ハニ :それでも、見た目よりも味はマシな可能性も・・・
ギョンス :そうか?(と言って食べようとするも、臭いかいで放棄)。 ジョンソク?お前一個食べてみろ。
ジョンソクと呼ばれた学生 :はい?
ギョンス :食べてみろって
ジョンソクと呼ばれた学生 :(口にいれた瞬間)(>o<;))((;>o<) ゴホゴホ(と吐き出す)
・・・ ジョンソク君、そんな一口で味なんかわかんないわよ!(○`ε´○)プンプン!!
ギョンス :昨日のテチャングムはどこ行ったんだ?
ハニ : すみません。実は昨日のご飯は私が作ったんじゃないんです。
ギョンス :じゃあ誰が作るんだよ?夕飯担当だって練習抜けたのお前しかいないのに・・・
コーチ(?) :あぁ~ペクスンジョ!
ギョンス :え?スンジョ?
スンジョ、とぉ~っても気まずそうです。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
食堂。すっかり酔っぱらいの学生達。
スンジョの隣にはヘラが座り、気が気ではないハニ。
ヘラがスンジョを呼び出すと、居ても立っても居られなくて付いて行ってしまいます。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
2人歩いて行くスンジョとヘラ
後を付け盗み聞きをするハニ。
スンジョ :話しって何?
ヘラ :すぐに本題に入るの、それも私のスタイルなんだけど・・・ 入学した時、私が次席だってわかって気分悪かったわ。 私も【???】なのよ。事情がちょっとあって・・・
スンジョ :そう?
ハニと同じように(?)2人の様子を伺うギョンス。
植木の陰で鉢合わせるハニとギョンス
ヘラ :私あなたが好き。あなたは?私の事どう思う?
・・・ BGMからして、ハニの盗み聞きがぜ~ったいにバレるとは思ってたけど ・・・ ヲヲヲ
ハニ :ギョンス先輩なにしてるんですかぁ~!?
ギョンス :お前こそ何してるんだよ
ハニ :もしかして、ヘラの事好きなんですか?
あんだけ大騒ぎすれば、誰でも気付くって・・・
スンジョ :お楽しみの所申し訳ないですが、こいつ借りますよ。あした試合だから
ギョンス :あぁ・・・いくらでも
スンジョ :よくやるな、サーブもまともに打てないくせに。
ハニ :そうじゃなくて・・・
スンジョ :来い!今日は打てるまでやるぞ
・・・ スンジョがギョンスとハニの事を誤解するわけもないでしょうが、何をそんなに怒っておられる? ・・・
残ったギョンスを睨むヘラ。
ぎこちないギョンス
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
うどん屋。洗い物をするジュング
ジュング :髪型を変えなくちゃかな?うちの近所じゃ超カッコいいスタイルなんだけどな
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
テニスコート。
各自サーブ練習をする学生達。その中にハニが・・・
そんなハニを見つめるスンジョ
・・・ 心無しか、ハニを見つめるスンジョの視線が、と~っても優しく、柔らかく感じるのは私だけ?
ヘラ :オハニ、本当に熱心ね。
何回かサーブを打ってるうちに、上手な一打を決めたハニ。
喜んで飛び上がったら、ボールにつまずいて転んでしまいました。
コーチ(?もしかして先輩?) :大丈夫か?
ハニ :大丈夫です。
スンジョ :よくやったな。成功だぞ。サーブの速度も早いし強かった
ハニ :こんな風にやれば良いの?
スンジョ :そうだ。よくやった。
ハニ :笑った。ペクスンジョが私をみて笑った。あの笑顔を見たくて、「よくやった」って一言聞きたくて・・・
立ち上がろうとするも、足が痛くて立ち上がれないハニ。
表情が一変するスンジョ
スンジョ :怪我したのか?
ハニ :ううん、大丈夫。
スンジョ :【???】。とにかく、ただ上手く行ったらオハニじゃないな
ギョンス :なんだ?
スンジョ :あとでやろうって言ってた試合、棄権します。負傷です。
ハニ :やぁ~やらなくちゃ
スンジョ :この状態でどうやって?立ち上がれもしないのに
ハニ :でも・・・絶対に勝たないとダメだって・・・私本当に頑張って練習したのよ・・・
スンジョ :この足で?いいよ。どうしようもないだろ
ハニ :ごめん・・・私のせいで
スンジョ :最初から勝てるなんて期待もしてなかったよ。おぶれ・・・
ハニをおぶって立ち去るスンジョ。
ヘラ、それを見ているしか出来なくて・・・
・・・ きっと、彼女はすでにスンジョがハニに気持ちがあるって事、気付いてるんだよね~ ・・・
ギョンス :約束した競技して行けよ。そのまま行くなんて、なんだよ
スンジョ :このゲーム、今回だけですか?いつでも相手しますよ。今日は・・・ご覧の通り・・・
・・・ この、振り返った時の笑顔はどういう意味だ??? 分けわかんないよ~~ ・・・
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
うどん屋。髪型を変えたジュング。
タクシーでハニを送り届けたスンジョ。
・・・ このタクシーを降りる場面で、ハニの手を取って降りて来るスンジョに萌
心配するハニアッパ、ジュング、従業員たち・・・
スンジョがテニスの練習で怪我した事、多分こないだの事故の怪我のせいで弱くなっていたのではないかという事、半ギブスという器具で有効に治療が出来るだろうなどなど・・・
ここで、髪型を変えた事に気が付いたスンジョ。「雰囲気変わったな」という一言に対して、
いつもお前のせいでハニが怪我をすると攻めるジュングに、スンジョは悪くない、自分の間違いで怪我しただけだと言うハニ。
ジュングは、お前がそう言うならオレは何も言う事はない・・・とその場を立ち去る。
いつもと様子の違うジュングに一同少し気になる様子で・・・