4/9に外注検査に出していたこにゃちゃんの尿検査の結果を電話で聞きました。

 

 

尿検査

 

尿沈渣

赤血球1-4で正常範囲

尿潜血3+なのに正常なんですかね。顕微鏡で見たときの形や大きさなどについては言及なしでした。報告書を受け取ったら中身を確認しようと思います。

その他、白血球、扁平上皮、移行上皮異常なし

 

 

UPC 正常値 0.4以下

4/9 0.13 (尿中タンパク13.5 ÷ 尿中クレアチニン107.9 = 0.13)

 

2022年7月に測って以来でした。今回が6回目の検査なのですが、それまでは0.04~0.06と低かったのが、正常値とはいえかなり上がっています。

 

 

UAC 正常値 0.02以下

4/9 0.035 (尿中アルブミン 3.8 ÷ 尿中クレアチニン 107.9 = 0.035)

 

UACは今回が初めての検査でした。

「UACはUPCに先行して上昇」するそうですが、「血液混入で上昇する可能性がある」そうなので、尿潜血3+が影響していることはないかと獣医に聞いてみると、尿沈渣で赤血球は正常範囲との結果になっているのでその影響はなく、今回高値となっているのはアルブミン尿が出ていると考えられるようです。

 

尿蛋白を抑制する効果のあるとされるセミントラは、こにゃちゃんには2020年1月から降圧目的に飲んでもらっています。

 

検査依頼時に私が質問した際、尿蛋白減少の効果がある薬はセミントラ以外にないと

返答されました。

フォルテコールはセミントラと併用できないので聞きませんでした。

 

調べてみると、(人では)抗血小板薬のジピリダモールという薬が尿蛋白減少目的に使われることがあるということがわかりました。

 

猫ちゃんでは、肥大型心筋症の子に対して血栓予防で使われるそうで、比較的安全な薬のため早期から開始となる、とある動物病院のサイトに書かれていました。

 

今日結果を聞いた際に、尿蛋白減少目的でジピリダモールとセミントラの併用について意見を聞いてみると、使ったことがないとのことでした。

 

抗血小板薬でいうと、クロピドグレルを腎臓病、肥大型心筋症と診断されたこにゃちゃんの兄のちゃーさんに血栓予防であげていたので、クロピドグレルについて尋ねてみると、尿蛋白に対して使うこともあると言うんです。

この前、セミントラ以外にはないと言ってませんでした?

 

このクロピドグレルですが、本当に尿蛋白減少効果あるんでしょうか。

ちゃーさんはUPCが高かったので、もし効果があるなら、すごく苦い薬であっても使ってなおのことよかったと思うのですが、添付文書にはその効果は書かれていませんし、ネットで検索しても出てきません。それどころか、添付文書の副作用の欄には、尿蛋白増加、とあります。

 

抗血小板作用のあるとされるラプロス(ベラプロスト)も尿蛋白減少については書かれていません。

 

これに対して、ジピリダモールは添付文書に明記されているんです。

 

小動物の治療薬の本には、ワンちゃんにも薬効がみられると書かれています。詳細がないのでわかりませんが、どうなんでしょう。

 

UPCまたはUACが高い猫ちゃんで、ジピリダモールを使われている方いらっしゃいましたら、是非情報を教えていただければ幸いです。

 

獣医はまた、アルブミン尿に対して使う薬も尿蛋白減少目的で使う薬(セミントラやフォルテコール)を使うと言いましたが、、

フォシーガなどのSGLT2阻害薬もアルブミン尿の患者さんに積極的に使われているんですって。検索トップに出てきたのをそのまま書いていますが・・人でのことです。

 

腎臓病や糖尿病の猫ちゃんでは、まだSGLT2阻害薬を使うのは一般的じゃないと思うのですが、使われている方いらっしゃいませんか?

 

 

 

血液検査 

 

 

T4

3/9 0.37

4/7 2.7

もっと高値になっていると予想していましたが、IDEXXでいうグレーゾーンながらも正常値でした。

メルカゾールを少し増やさないとまたどんどん上がる気がします。

 

フィラリア検査

抗原、抗体共に陰性