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それは昨年夫と私がかかった整骨院での費用のことです。
昨年通ったのは1回だけで、同じ日に2人で鍼治療を受けたのですが、医療費の総額3310円×2で、加入者(夫と私)の支払額は993円×2になっているんです。
でも実際に支払ったのは総額分でした。
そして保険者からは7割分の2317円×2が整骨院に支払われています。
この整骨院へ初めて行ったのは、もう10年近く前になります。
夫がぎっくり腰になったときに、1週間の入院加療で良くならなかったものが、ここで鍼治療を受けると、一回の治療で松葉杖なしで歩いて帰れるようになったんです。
それから昨年までに数回通って、毎回保険診療と言われて保険証を提示させられるのに、診療明細をもらったことがありません。
初回の会計時に、「領収証をください」と夫は言ったのですが、なんだかよくわからない言い訳をして渡してくれなかったそうです。
保険診療で明細を渡さないなんてところは今までに経験ないし、行かない方がいいと夫に言いましたが、ゴッドハンドに出会えたんだからと言って聞き入れませんでした。
普段、医療費のお知らせが届いても中身を確認することはありませんでしたが、この整骨院の名前が載っているのを見て、やっぱりおかしいことに気づきました。
夫も私も医療費の窓口負担は3割で、この医療費のお知らせに載っている他の医療機関の加入者の支払い欄は実際の支払い額と一致しています。
この整骨院は、私たちには10割負担をさせた上で、私たちの保険情報を取って保険者に7割請求して報酬を受け取っているということで間違いありません。
でもこちらは証拠となる明細をもらえていないので、不正を立証することができません。
私は、数年前にも夫の保険者に連絡をして、この整骨院が不正請求をしているのではないかと訴えたことがありましたが、「うちでは動けない」と言われました。
管轄はどこかと聞くと、近畿厚生局だと言うので、そちらの電話番号を調べてかけましたが、全然ダメでした。
「あなた一人からの訴えでは動けません、ある程度の数の訴えでなければ」と言われて失望しました
保険者も厚生局にも相手にされないし、なにより夫はこの整骨院を気に入っているのだからと半ば放置していましたが、昨年私が橈骨神経麻痺になった際に夫に勧められて一緒に施術を受けました。
この時にはゴッドハンドは高齢のため既に引退していて、代わりに下手なおじいさんの施術を受ける羽目になりました。
この時も当然のように保険情報を取られて診療明細はなしです。
今回、直近の医療費のお知らせを受け取って中身を見てしまったものだから、また保険者に連絡せずにはいられなくなり、電話をしました。
結果は、数年前と一緒でした。
そしてあろうことか、「領収証の発行は必ずされなければならないものなんです」と私に言ってきます。いや、そのセリフは整骨院に言ってよと内心思いました。
支払いと領収証の受け渡しが同時履行であるべきなのは私でも知っています。夫は抗弁もしました。でも渡してくれなかったし、患者として通って効果が上がっていたのならなおさらこちらから言えないじゃないですか。
その上で、整骨院をかばうような言葉までありました。
自由診療分が含まれていたのかもしれませんし、って。
それだったら事前に、自由診療分について説明があって然るべきですが、そんなものは一切ありません。
前回も今回も、保険者として仕事したくないというスタンスは重々伝わってきたのですが、違ったのは、今回同意書を送りますと言われたことでした。
この整骨院に対しての訴えがあったことと、調査を依頼するため保険者として近畿厚生局に送る同意書なのだそうです。
ただこの手続きをしたところで、近畿厚生局が対応するかどうか、したかどうかも保険者にも当事者である私たちにも知らされないそうです。
そして、もし厚生局が調査を行う場合は、誰からの連絡かが整骨院に伝えられるそうです。
特殊詐欺とか児童虐待とか、匿名で通報できるのに不正請求は当事者のプライバシーは保護されないことに驚きです。
整骨院は家の近所にあります。
不正請求するような下品な整骨院なんだから、逆恨みして何をされるかわからないから同意書にはサインをするなと夫は言いますが・・
整骨院に対しては言うまでもなく、こちらが連絡しているのに、めんどくさいことを言ってきたという態度を取る保険者に腹が立ちます。
国民医療費でしょうが
たとえ保険者として調査権限がなくても、「有益な情報をありがとうございます」という受け止め方を私ならしますよ。
こういうことって、貧困ビジネスに通じるものがあると思います。
医療法人で働いていた時に「読むように」と上司から借りた本には、奈良県の山本病院(現在は廃院)で行われていた、生活保護受給者を利用した不正請求事件のことが書かれていました。
保険者や厚生局がもっと積極的に動いてくれなければ、せっかくの情報提供も無意味になるし、表ざたになる医療機関なんて氷山の一角なんじゃないかと思えます。
大阪市西成区の施設に入所されていたとある知的障害を持った方の成年後見人をしていたときにも、貧困ビジネスに遭遇しました。
この方の生活保護費を施設が搾取していたんです。
話が脱線してしまいました。
何が言いたいのかもわからなくなってきました。
久しぶりに文章を書くので頭も余計におかしくなっているかもしれません。
ただ、今回挙げた整骨院のような悪徳な組織とはなるべく関わらないのが一番だと思いました。もうゴッドハンドもいないわけだし、夫も行くことはないと言ってくれました。