以前の記事で、猫ちゃんの胃内pHを簡単に調べる方法はないかなと一人寂しくつぶやいていたのですが、私なりに探してみた結果、ないという結論に達しました。

 

 

こにゃちゃんの嘔吐等の消化器症状に対して、胃酸過多なのかそれとも胃酸不足なのかを知った上で状態に合った薬をあげたいと思ったのがきっかけで、こちらのpHチェッカーを買ってみました。

 

0~14まであり、酸度の強いものにも使えそうです(低い数字はより酸性度が強い)、と思ったのです。

 

これを、こにゃちゃんの吐しゃ物に浸してみると、

 

 

こうなりました↓

*画像内に吐しゃ物が写っています

 

 

 

 

 

 

 

 

4.5くらいでしょうか。

これは夜分の薬をあげた12分後の嘔吐です。

普段の投薬は少しでも食べてもらった後にするようにしているのですが(この時は上げるタイミングを優先してしまいました)、空腹時だったので酸性度は強いはずなのですが。

吐しゃ物が黄色っぽいのは薬の色もあると思います。

消化酵素は顆粒の状態のまま出ています。

 

猫ちゃんの胃内pHは1~3の高(強)酸性だそうなのですが、この結果だけをみると低酸性になっていて、こにゃちゃんは胃酸分泌が少ないということになります、か?

 

正しいかどうかは別として、やってみたかったことではあったので、これはこれで良しとします。

 

【人の場合】

甲状腺機能亢進症では高酸~正酸になり(胃酸分泌が多い~正常)、(にもかかわらず?)ガストリン値は高くなる傾向にあるそうです。

ガストリン(胃酸分泌を促すホルモン)の分泌は胃内pHが4以上で促されるため、胃酸分泌が多い=胃内pHが低い状態でさらにガストリンが分泌されると、pHがさらに低くなり胃酸過多につながる可能性があるようです。

 

胃酸分泌の程度を調べるには、血清ガストリン値の測定と胃pHモニタリング検査を併せて行うそうです。

 

 

こにゃちゃんは腎臓病もあるので甲状腺だけでなく腎臓病との関係についてはどうかと見ていたら、アメリカ国立医学図書館のサイトで腎臓病の猫ちゃんとガストリン値について調べた資料がありました。

 

それによると、ガストリン値と胃pHモニタリングを行ったところ、腎臓病の猫ちゃんは健康な猫ちゃんとの間に大差はなく、胃酸過多の傾向にはないという結果になったそうです。

 

甲状腺機能亢進症の猫ちゃんは高~正酸性と仮定した場合、今回のpHチェッカーは相反する結果となりました。

 

*最後まで読んでくださりありがとうございます。あくまで個人の自由研究と思っていただけたらと思います。

 

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5598879/