上映が始まったばかりで、早くも話題の映画「リリーのすべて」 http://lili-movie.jp/introduction/
を観ました。
主人公のエイナルそしてリリー役は、車椅子の物理学者スティーヴン・ホーキング博士を演じた『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したエディ・レッドメイン。『レ・ミゼラブル』でもトム・フーパー監督と組みました。『マリリン 7日間の恋』他多数にも出演。
妻ゲルダ役のアリシア・ヴィキャンデル『ボーン』シリーズ新作のヒロインにも抜擢された彼女は、ルイ・ヴィトンの今季秋冬キャンペーンの顔としても活躍。
夫妻の友人でバレエダンサーのウラにアンバー・ハード。
世界で初めて性転換手術を受けた実在の夫婦の物語です。
美術学校で知り合い画家になった2人、初めは奔放な妻、奥深い風景画で称賛される寡黙な夫とうまくいっていたのに、妻の絵のバレリーナのモデルの代理になった事がキッカケで、自分の中の女性に目覚めます。それからの2人の心の葛藤が、高い演技に引き込まれ、涙が止まりませんでした。 
気付くと、私の周囲もみんな、すすり泣いていました。
花粉症と相まって、目が大変なことになりました。
泣きたい人には、お勧めの映画です。
自分が女性として生まれた意味を考えさせられる映画でした。
