差別について書かれているが、私が注目したのは“悪意のない”人について。
常々、“悪気はなかった”、“悪意はなかった”、ということについて敏感に反応してしまう。
“良かれと思って”、“そんなつもりじゃなかった”も同様。
自分も無意識にそのような言動をしていることを自覚しつつ、他者から発せられるそれらを大変不快に思う。
少し話がそれるが、相手との距離感によっては励みになることはもちろんある“無理しないで”も不愉快。
読み終えた時に感じたことは、“悪意がある”人も無い人も差別をするということ。人の心に芽生えた差別感情は“悪意の有無”で何かが変わるものでは無い。受け手が傷付けば、発した側の悪意の有無は関係ない。
何事も発した側がどんな思いであろうと、受け手がどう思うかが全てなんだよねぇ
女性が起こした事件に興味を持っている私にとって、阿部定事件は最も深掘りしたい事件のひとつ。
そんな阿部定事件を村山由佳先生がっっっ!✨✨
発売された2024年1月にすぐにサイン本を購入したものの、2024年は読書に集中することが難しい時期が多く、大事に大事に飾っていた✨
『PRIZE』のサイン会でお目にかかり、今こそ読む時だっと思い、一年越しに本棚から取り出す!
ちょっと手が震えたよね!
メモを取りながら読み進めるものの、ストーリーに没入してしまい、自分の字も読めないような悲惨なメモになってしまっていた。
発売当時に配布されていたフリーペーパーに掲載されている登場人物の相関図や村山由佳先生のインタビューも参考にしながら、読了後にまとめなおした。
昭和11年は阿部定事件とともに二・二六事件も忘れることはできない。
世の中の動きを盛り込むことで、どのような社会背景の中、阿部定事件が起きたのかを知ることもできる。
さみしさ、自己否定、孤独、名前へのこだわり、バス事故被害者への羨望、縁について‥‥
彼女が抱いていた思いが心をえぐられるように届いてきた(涙)
2025年1月25日サイン会にて購入✨
長蛇の列に並び、1時間ほど読みながら待った。
素敵な和装のお召し物で、お優しい微笑みにやんわりした対応‥‥ドギマギしてしまい話したいこともうまく話せず(>_<)
「千早茜先生とのイベントで初めてお目にかかり、今回2回目ですっ」と伝えると
「あれは楽しい企画だったわよねぇ」と笑顔で応えてくださった✨
2026年の本屋大賞にノミネートされているとのこと。ちなみに10作品中この『PRIZE』しか読んでおらず。相変わらず本屋大賞ノミネート作品とは縁遠い自分だと実感。
でも今回は気になる作品があり『暁星』『熟柿』『失われた貌』は図書館で予約待ちしている。
サイン会の並び待ちと帰路の電車内で半分弱、読み進め、翌日残りを読み終えた。
主人公の天羽カインはもちろん目が離せないんだけど、私は担当編集者の緒沢千紘のほうが気になってしまった。
彼女の抱える過去や、それにまつわるカインとの対話、カインへの依存が加速し、歪んだ承認欲求がエスカレートし取り返しのつかないところまで至ってしまう姿は恐怖だけでなく切なさも感じた。
原作も映像化した作品も大好きな『64ロクヨン』
原作をしばらく読んでいなかったので再読する✨
ドラマ版はピエール瀧、新井浩文、永山絢斗が出演しており、今となってはなかなかのレア作品(・・;)
劇場版も公開当時、前編、後編と別れて公開され話題に✨
こちらの出演者は正統派揃い(・・;)
どちらも好きすぎてDVDを購入したが、ドラマ版の方には身代金受け渡しの過程が書かれた架空の地図がついており、視聴しながら地図を広げて楽しめるっ!
横山秀夫先生の作品も若い頃はたくさん読んでいて、警察小説が好きになったきっかけにもなっている。
ドラマ版→原作→劇場版の順番だったので、結末はドラマ版で知ってしまい、一番驚愕し、胸に残っているのは私にとってはドラマ版となっている。
劇場版の佐藤浩市も素晴らしいのだけど、ピエール瀧にしか出せない味わいが何とも言えず、こちらにも手に汗握らせるんよね!
ドラマ版、劇場版ともにニ渡真治役を吉田栄作が演じているところは映画館で「あっ!」っと思わず声が出てしまったーっ
横山秀夫先生ファンにはたまらないよね!
映像化作品の感想みたいになってしまったけど、原作を読んで、展開を丁寧に読み進め、たどり着いた結末に震えることは間違いなし✨













