昨日も仕事で長野県の信濃町と新潟県の妙高市に行ってきました。


ひょっとしたら雪が積もっていたり、降りだしたりしたら自分の車では心配なので、4駆の車をレンタカー屋さんで借りて現地へ向かったのですが、まだ心配する程では無かったので良かったです。


一昨日の夜の10時に家を出発して、サービスエリアやパーキングエリアにちょこちょこ寄って休憩したり仮眠を取りながら昨日の朝に野尻湖に到着しました。


仕事はお昼過ぎだったので、一緒に付き添って行った女房が朝のうちに今まで行った事のない所へ連れて行って欲しいと言うので、じゃあリンゴを買いに行こうと誘いました。


いつもリンゴを買う時は、サービスエリアとか道の駅で買う事が多かったので、昨日は長野市のアップルラインに連れて行ってあげようと思いました。


昔は、高速道路が長野市から上越の方まで繋がっていなかったので、野尻湖へ行くのには一般道を走って行ったので当時はアップルラインでリンゴを買ったりする事が多かったのですが、今は高速道路で直接野尻湖の方まで行けるので、アップルラインを通る事はなくなっていたので随分、久しぶりでした。


大抵、女性は果物が好きな人が多いですが私は若い時は、あまり食べたいとは思わなかったんですね。


だからミカンも梨もスイカも柿も殆ど食べませんでした。


女房は果物が大好きで若い頃はミカンが出回っている時期には手が黄色くなる程食べていました。


私は年に数個くらいしか食べませんでした。


スイカの時期も女房の実家がスイカを生産している農家だったので、収穫の頃には行く度に車に10個づつくらいお土産に貰ってきていましたが、私はそんなに口にはしなかったんです。


全般的に果物は食べたいと思わなかったんですね。


柿も一年に1個も食べなかったです。


今、思えば何で食べたくなかったのだろう?と不思議に思います。


きっと、果物は女の人や子供が好きな食べ物だと思っていたんだと思います。


リンゴにしてもそうでした。


それがリンゴが大好きになったのは、去年からなんです。


去年、私の会社がある町の産業祭りで長野県のある町が姉妹都市かなんかの繋がりがあるらしくて、毎年、この時期に行われる産業祭りにトラックに大量のリンゴを持ってきて販売しているんですね。


それまでは私は全く関心がなかったのですが、女房の知り合いが毎年楽しみにしていると言うので、一度行ってみようと連れて行かれたんです。


その時に驚いたんです。


リンゴを買うために長い行列が出来ていて、しかも一人で大量に何箱も買うために台車まで持ってきている人達が沢山いて驚きました。


買える順番になるまで何10分も待たされて、なんじゃこれ!と思いました。


リンゴなんてスーパーへ行けばいくらでも売ってるじゃん!


何で並んでまで買わなくちゃならないの?


それに箱で買うなんて食べきれないのに、それなのに一人で何箱も大勢の人達が嬉しそうに買っていくので、どうなっているの?と不思議に思いました。


女房も驚いていましたが、友達に勧められて買いに来ていたので試しに富士と王林の二箱買いました。


自分らにとっては2箱でもまとめ買いみたいに思ったのですが、他の人達と比べたら恥ずかしいくらいの量で、たった二箱買うために列に並んでいたのかよと思われるんじゃないかと思うくらい他の人達は大量に買っていました。


家に帰ってから食べてみてびっくりしたんです。


リンゴってこんなに美味しい物だったの?って!


それまでは、全く関心がなかったので、リンゴなんてどれも同じだろうと思っていました。


そうしたら、品種によって全然味も食感も違うんですね。


この歳になって初めて知りました。


それからは、女房とリンゴを買いに茨城県、福島県、群馬県とドライブに出かける度にりんご園に寄って買って帰るようになりました。


去年は茨城県の袋田の滝の近くのりんご園には何度も買いに行きました。


観光目的ではなくてリンゴを買うために出かけて行ったような感じでした。


今回は、王林、群馬名月、シナノスイートの3種類を買ってきました。


家に帰ってから早速、王林を食べてみました。


やっぱり美味しいです。


今頃、果物の美味しさに目覚めるなんて人生を損していましたね🥲