北海道出身の同僚がいるのですが、冬になると晴天の日は空を見上げて北海道では、冬になるとこんなに青空を見られる日は月に何日もないんですよと以前から時々聞かされていました。


千葉で暮らすようになってから冬に毎日、空が晴れているのにびっくりしたと時々、話してくれるんです。


びっくりしたという表現をするくらいだから、本当に印象的な違いだったのでしょうね。


私も女房も子供の時から千葉県で育ってきたので、梅雨の季節を除けば台風や雨や曇りの日以外は晴天なのは当たり前のように思っていました。


だから同僚が言う北海道は、冬の間は殆ど青空を見られない毎日だと言われてもそうなのかなあ?という感覚です。


殆どの日が毎日のように雪か曇りだとか。


特に日本海側に面している所では、そうなのかもしれませんね。


そんな事を思うと千葉県は温暖な所だからそんなに冬の厳しさを知らずに子供の時から暮らしてきたんだなあと思います。


でも、昔の冬の事を思い出すと、小学生頃の思い出では、朝、登校する時は、地面が霜柱で盛り上がっていて、日陰の所では霜柱が10cmくらいあって、その上を踏んで歩くとザクッ!ザクッ!って音がするのと足跡のところが凹んでいるのが楽しくて、舗装の上を歩かないで、わざわざ霜柱のある土の上を歩いて学校まで向かっていました。


途中、水溜まりのあったところが凍っていて、その氷の上を歩いて割ったり、滑ってみたり、バケツに張っている氷を出して、不思議だなあ、ガラスみたいだなあと感心したりしながら学校へ行っていたのを思い出します。


いつの間にか、今では霜柱を見る事が無くなってしまいました。


千葉県の中でも、私が今、暮らしている所が九十九里浜の海辺に住むようになったからというのも霜柱を見なくなった原因かもしれません。


20代の頃、佐倉という印旛沼の近くで働いていた時が有ったのですが、冬に夜遅くまで仕事をして帰ろうとして車のドアの取手に手をかけたら冷えすぎていて、指が取手にピタッとくっついてしまう事がよく有りました。


今では、温暖化の影響もあると思いますので、そんな事は無いとは思いますが、昔は本当に寒かったです。


私が子供の頃の昔は、学校の教室も今のように気密性も無くて、木の建具だったから、すきま風も入ってきていたでしょうし、黒板の近くにだるまストーブが有って、その近くは暖かいのですが、教室の後ろの方の席は寒くて歯がガチガチいうくらい寒かったです。


手が凍えるので鉛筆がうまく握れなくなるので、膝の膝の下に手を入れて温めながら授業を受けた覚えが有ります。


着ている衣服だって、今のように防寒性のある物では無かったと思うのですが、そんな時代を過ごしてきたんだなあと懐かしく思います。


きっと今の子供は、あかぎれなんて知らないでしょうね。