LOVE LETTERS @PARCO劇場
2011.2.4
作 A.R.ガーニー 演出 青井陽治
20th Anniversary Valentine Special
山本學さん&水谷八重子さんの回を観て来ました。
舞台には、正面を向いて並んだ2客の椅子。
そしてその間にテーブルがあるだけ。
2人だけの朗読劇。
アンディとメリッサの手紙で綴られる物語。
もう何度も上演されていて、ロビーにはその写真がずらり。
出演時の衣装での写真なので、見ているだけでどんな2人だったのかなぁと色々想像してしまいます。
にこやかに登場されたお2人は、お互いに挨拶をして椅子へ。
水谷さんは白のスーツにパンプス、足をすっと横に流して。
「アンドルー・メイクピース・ラッド3世より・・」
「お誕生日会にお招きありがとう」という手紙から始まり、バレンタインカードには「僕の恋人になってください」
メリッサも「私はあなたが好きです」と書く。
幼馴染のアンディとメリッサ。「授業中に手紙は書きません!」と、2人で声を揃え繰り返すところはとてもかわいらしい。
アンディが転校してしまうと、文章を書くのが苦手なメリッサは猫の絵を描いて送ってみる。
アンディは書くこと好きで、授業の内容を延々書いてきて途方もなくメリッサを退屈させるw
そんなかわいいやり取りから、家庭環境の変化、そして思春期をむかえお互いを異性として意識するようになるまでを描く1幕。
厳しい全寮制の学校に入れられ、悲鳴を上げるメリッサ。
両親は離婚。母は再婚し、また離婚調停。父の家庭にも行くが・・
「2つの家族があると思ってた。・・でも1つもなかった」
相手からの返事が途絶え心配したり、噂話に傷ついたり、せっかく会えると思ったらキャンセルされ、嫌味を言ったり、拗ねたり・・・
アンディの家で過ごした楽しいクリスマス。
「うちの方が裕福かもしれないけど、あなたの家族の方がずっと素敵」
時が来て、ホテルで一夜をともにすることに。
でも上手くいかなかった2人。
「君は僕の肩越しに誰かを・・・」
「手紙がガン。手紙の中のあなたを肩越しに見てしまうの」
2人はあまりに濃い時間を、手紙のやり取りの中ですごしすぎた。
「手紙が私達を混乱させてしまう、手紙をやめるべき」というメリッサ。
寮の部屋に電話引いて、アンディにもすすめる。
「いつも話中、手紙なら勝手にきられない」
「破くことはできるわ」
メリッサは手紙より電話での約束を優先させてしまう。
書くことが大好きなアンディ、メリッサに書く手紙が一番好き。
これで終わらせたくないと書くが・・
2幕は水谷さん、黒のスーツで登場。
"おおっ"と微笑む学さんw
大学卒業後、2人はそれぞれ別の人と結婚。
アンディは海軍を経て法曹界に入り、3人の息子にも恵まれる。
一方メリッサは、アートの道に進んだものの行き詰って・・・
遺伝子に負け、お酒との友情によりリハビリ中。
離婚し、娘にも会わせてもらえない。
そんな2人が久々に再会。
人目を忍びつつ愛し合うように・・・「電話は困る、手紙を秘書宛に」
それでも選挙の前に2人のことがニュースになってしまう。
「幼馴染の親しい友人」で押し切り、選挙は大勝利。
上院議員のアンディ。
「続けたところで先はない。・・・手紙ならいつでも、いつまでも」
精神的破綻をきたすメリッサ、「手綱を離してしまったの・・」
メリッサの母からの手紙がアンディの元へ届く。
照明が落ちていく中、「さようなら」と優しいメリッサの声が・・。
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腕を組んで帰っていくお2人、お似合いでした。
アンコールで・・・チュッって♪
