ありがたいことに、希望の高校へ入学でき、
迎えた入学式当日、学校の前で、、満面の笑みで写真を撮っていた息子。
行きの電車の中でも、週3回は部活をして、毎日の授業もがんばって、中学の分も取り戻す・・・
なんて、かなりの意気込みと期待を胸に学校へ登校
そこから先は、一人で教室へ
当たり前の事ですが、ODと診断されてから、教室に入れなくなりほぼ3年。
もちろん私とは別行動で、入学式も無事に終わり、帰り道・・・
なんか息子の様子が、朝の意気込みとは明らかに違う…
初めての学校に、初めて会う人ばかり、初めて尽くしでつかれたのかな
と思っていたら、翌日、学校へ行きたくないと・・・
「は?」 昨日の今日ですが…
何が原因なのか?
よくよくと話をすると、クラスにとんでもなく嫌な子がいたらしく、教室に入りたくないと…
でも学校には行きたいと・・・
そこで、担任の先生と話をし、とりあえず、授業が始めるまでの間カウンセリング室登校
しかし、単位制の良い所でもあり、悪い所でもある、授業に出席しなければ当然単位は取れない。
カウンセリング室登校では欠席と同じなのです。
しかし、どうしても教室には入りたくないと言うので、
1週間、本人とも話し合い、担任の先生やカウンセルの先生、生活指導の先生にも相談し、
取りあえず、教室に入らないで済む選択科目の授業から、出れるように、週2日だけでも頑張ろうという事になりました。
初授業の日、朝から不安な顔で、かなりの緊張で、見ているこっちにもその緊張が伝わってくる感じ。
なんせ、3年ぶりに教室で授業を受けるんです。
緊張しない方がおかしいし、話せる子が一人でもいればいいのですが…
学校の前まで送って来てほしいというので、学校まで送っていきました。
選択授業2教科を受けて、帰るときに電話が来ました。
明るい声で、「今から帰る。」って、
「どうだった」と思わず聞いちゃいました。
「うん、まあまあ」その声は元気だった。
もう、嬉しくて、嬉しくて・・・
ちょっとずつでもいいから、学校生活ができれば、また、変わってくるでしょう。
帰ってきた息子は、「まあ、楽しかったよ、ちょっとだけ話せる子もいたし、来週、ライン聞けたら聞いてみる。」って
良く頑張りました。
このまま、少しずつでいいから頑張ってほしい。
続篇はまた、後日・・・