ウォーキング帰り、最後に一緒に働いた女子にクリソツな女子、に出会った。
向こうから歩いてきて見かけた瞬間からず~~~~~~~~っと凝視してしまった。
彼女はすぐ気配に気付きアタクチと目を合わせたが、そらす。
「A井ちゃん、A井ちゃんよね???」
疑わず心で思い、凝視を続けたが、又こちらを見たと思ったら、もう見ちゃいけない妖怪を見るような目で見て又そらされた。
アタクチ、間違えたらしい。
それか、無防備すぎるアタクチの外見にアタクチと気付かなかったのか?
いや、よくよく考えたら、クリソツな中歩き方だけが唯一違った。
もし、話し出せば別人だと気付いたかも、後住んでる場所も違うし。
くらい、似てた。
世の中には、同じ顔の人間が3人いると言う。
アタクチの残りの2人、アイムソーリー(笑)。
このA井ちゃんはいい意味でアタクチの最も苦手なタイプだった。
絶対に人に悪い顔出来ない。
おかげで営業中お客様より、断れない自分の突然現れた友達を優先して相手するので、陰でよく怒鳴ったもんだ。
優しく教えるような、年でもなく。
お友達に「少し待って」
と、言えないの?と。
んが、あ~一度でいい言いたかった、おめえは幼子か?
ある日早番で上がろうとした時そうだったので、叱る暇も無く、コートを脱ぎお客様を慌ててフォローしたらその友達が笑いながら、
「あ、大丈夫ですよ、帰っても。私勝手にやってます」
アタクチは出来るものなら、針山の針でその後頭部かなんかをプスッとやっちまいたかった。
しかしこれは、悪いのはその友達では決して無い。
A井ちゃん当時32歳、団塊ジュニアと言われる、人類皆兄弟横並び世代。
あくまでも働くのにだが、アタクチなんかの、人類皆ライバル縦社会世代には、時に発狂したくなる「優しさ」を持つ。
いや、世代で分けちゃ、いかんですかね…
その時のストレスと自分のお局ぶりを思い出しました。

