ガンになった事を言ったのは、近親者・上司以外では、2人の人だけでした。
今でも。
ブログでは沢山の人が知ってる。
伝染病じゃないのに、何故か言えなかった。
1人目は親友。
でも、術後2年以上経ってから。
何故かと言うと、入院前、ポリープを取るので入院する(その時は私もガンと知らなかった)、と親友にしか言わなかったのに、その短い入院後、共通の知り合いから、
「ガンなんですか?」
と、唐突に聞かれたから。
今日こそはと、親友に言うつもりだった日に。
親友が、この人にどう言ったか知らない。
でも、ポリープ云々の話をしただけで、
「ガン」になってしまうのか、、
と思い、親友に言うのはその時は止めた。
後日言ったわけは、この知り合いの話になり、そういう軽率な人間だと私は思う、と説明する為だった。
親友の反応は、
まず、「聞いてたよ・・(私から)」
だった。
決して私が言ってないのは、私が知っている、よく。
ウチの旦那から聞いたのかと思ったが、違うと言う。
さらに、
「わたしは、ガンなんて(知り合いに)言って、(ネタにして)ない!!(泣)」
(この時点では私もガンとは言ってないので当然なのだが…)
「B(知り合い)、そんなデリカシーのない人間だったの?!?!」
だった。
そういうことじゃないよ、、、
ガンって言ったっていいのだ。
(私は言ってないけど、)口止めもしてない。
何となく、ガン?、大丈夫だろうか、とか言いながらネタにしてたんだろうな、とそれで思った。
2人目は、親友に言ったのと同じ頃、突然急に音沙汰のなくなった友人に、心配&ふと何故か思い立ちメールで。
私のことを言えば、心を開いてくれるような気がして、、
なんか勘?が当たった。
電話が来た。
私の闘病中、結婚したばかりの彼女の旦那が40歳で突然死していた。
実家に戻っていた彼女、お互いすぐに話し出し、彼女の力になったかは激しく微妙でも、彼女の私に対する気遣いは本物で、心に響いた。
何が言いたいかというと、第2には、の話になる。
ほんの少しのほんの一部分だと思うが、
「わかってくれるね」
と現実で、
「ガンになった」
人、数人に言われるようになった。
気の毒だと上から思ったりしてた、話をそらしていた、大げさに悲しんでみたりしてた、、、
ような気がするそれまでの自分。
そして、たまたま親友のように、もちろん善い悪いは別として、奥が浅い人を見破れるようになってしまった。
ような気がする。
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