引きこもりなので、世界が狭くなる。
子無しのこと、その将来のことで頭がいっぱいだった。
先日バツイチ・アラフォーのアキコに言われてから、少し考える。
そんな私に、高校の同窓会の案内が届いた。
何十周年記念とかで、何期生、全クラス(6クラスくらい)でやるという。
案内を見ると、大掛かりのため、幹事が何人もいた。
よくよく見ると、女10人くらいいる中、5人くらいが独身だった。
しかも、どっちかというと、その頃非常にモテて、リーダー的存在だった、派手な女たちばかり。
夫婦別姓主義?
いやあ…
とにかく未婚率の高さにびっくりした。
町に出ると、ホントに少子化?
と思うくらい子に遭遇する、とよく聞く。
だが、だいぶ前に妹のお子の運動会に行って、目の当たりにした。
一学年、2クラスしかない。(23区内)
やっぱり…
少子化。
でもその前に、未婚率の高さ。
私の身近を考えても、親友をはじめこんなに多いのに、
そのことを忘れてた、世界の狭い私。
昔ある女友達と、バリ島に行った。
彼女、Hは同じアパレル業界だったが、夜はお水でもあり、バンドの追っかけでもあり、芸能人の友達も多かった。
おかっぱロングストレートのエキゾチック美人。
とにかくポジティブで、明るく、なにより個性的だった。
クタビーチに映える、Hの白い右肩にある、けっこうなサイズの刺青。
バリでは、モテモテだった。
バリの男たちは彼女に夢中で、求婚した人もいた。
日本に行くための飛行機代を知って、肩を落としていた。
同じく彼女に惚れたバリ人ガイドと、3人で飲んだバリの夜。
Hはその雰囲気にも、ばっちりと溶け込み、夜の美しさも放っていた。
楽しく飲んでたHは、急に酔っ払って泣きながら、
「日本じゃ、全然モテナイの!!!」
と、何度も繰り返した。
そんなHを見たのは、初めてだった。
ホントに人の内面、事情って、その人にしかわからないものだ。
Hとはもう何年も会ってない。
うわさでは、今でも独身だそうだ。
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