こんにちは。

先日、父が亡くなりました。

全く想定外で、突然でした。


ついこの前まで普通に話しも出来ていて、連休前に退院できそうだからG.Wはうちで過ごせるね、だいたい病院に迎えにいく日になりそうな28日の仕事の休み取っとくねなんて言っていた。

そう、今日、4月28日。

もう父はこの世にはいなくなってしまった。

去年の秋くらいから、胸が苦しいと数回救急車で運ばれた。

元々糖尿病で足の血管がつまり気味になってきていてそっちの治療はしていたけど、突然胸が苦しいとはなんなんだ?と聞いたら、血糖値が急に上がると肺に水が溜まるらしく肺炎を起こし息苦しい状態になっているみたい。

酸素飽和度(一時期コロナの在宅療養者の特集などで話題になっていた)が悪いときだと83くらいしかなかったらしく、相当苦しい状態らしい。

通常98を下回ると息苦しさを感じるみたいなので83ったら本当に息もできないくらいの苦しさで、その時は父も救急車の中で苦しさで冷や汗をかいていたらしい。

病院に着いてすぐ気管挿管の処置をしていただき、数日ICUで過ごしたあと、気管挿管の管も外れ、一般病棟で数日過ごして退院という流れを何度か繰り返しました。

退院してくるたびに、そんな危険な状態だったのに数日で退院してくるなんて不死身だねなんて笑ってよく話してました。

だから今回の入院もそんなに心配はしていなくて、管が外れて一般病棟に移ったという連絡は来ていたので、そろそろ退院だなぁなんて思っていた矢先の出来事でした。


ある日の朝方、また胸が苦しくなってICUに戻りましたと病院からの連絡。

その数分後、ご家族の方病院に来れますか?との連絡。

明日休みなので明日でいいですか?というと明日だとちょっと…今日来れますか?と。

今日行きますと言った数分後、すぐ来てくださいとの連絡。

最初の連絡から1時間くらいしか経ってないくらいの急変。

慌てて病院に向かいましたが、着いた時に受けた説明では、私たちが病院に着くまでの間にも心臓が数回止まりその度に心臓マッサージをしていただきなんとか動いている状態だと。

次に心臓が止まった時、また心臓マッサージをして心臓が動いたとしても、状態はこれより改善することはないと。今の時点で意識もなく、心臓マッサージを続けることで肋骨が折れたりもする。

どうするか考えておいてください。と言われて家族控室に戻り間もなく、話もまとまらないうちにまた呼ばれICUに戻ると心臓マッサージをされている状態でした。

再びなんとか心臓は動き出しましたが、いつまで持つかわからず、しかもたぶん、そんなに間を空けずにまたこの瞬間がやってくるんだろうなという状態。

「もうやめよう。次心臓が止まったらもういいです」

と私は言いました。

でもせめて、亡くなる前に私の子供たち2人の声を聞かせてあげたい。

お医者さんに許可をいただき、すぐに子供達一人一人に電話で状況を伝え、父の耳元に電話を当て声を聴かせることができました。

子供達も突然のことでよく理解できていなく、まだ話ができるもんだと思ってもしもし?聞こえる?などと最初は言っていましたがそんな状況じゃないよと伝えると号泣しながら今までの感謝を伝えていました。

そして電話が終わり間もなくまた心臓が止まり、お医者さんから死亡の確認をしていただきました。


なんだか人の死ってあっけないもんだなぁと。

つい2週間前には笑いながら一緒にカレーを食べてたのに。

今年は畑に何を植えるか考えながら畑の草取りしてたのに。

G.Wに私の子供達帰ってくるからって会えるのとっても楽しみにしてたのに。

まさかこんなに早く逝ってしまうなんて。

意識なくなるまでの間、どんな想いでいたんだろうとか考えるともうつらすぎて。。。

きっと、まだ、もっと生きていたいと思ってただろうな。

一般病棟に移った後、一度でも電話すればよかったなぁ。すぐに退院だと思ってたから忙しいことを理由に連絡もしなかったもんなぁ。



亡くなる人も辛いし、残される人も、同じく辛い。

この辛さを乗り越えていかなきゃですね。

いつまでも泣いてたってしょうがない。

せめて恥ずかしくないような生き方をしよう。

後悔しないような生き方をしよう。



いつか私が死ぬ時、残される人たちが辛くないような死に方が出来ればいいな。

どうすれば残される人たちに辛い思いをさせずに済むんだろう。

もう十分な幸せをもらったよ。楽しい人生だったよとでも言えればいいかな。


あと40年後くらいかな。

私が平均寿命で亡くなるとして。

でも終活はいつからでもやっておいたほうがいいかな。

私のへそくり、どこかに記しておかないと家族に渡らずに国のものになってしまう。

きっとこういう人沢山いるんだろうな。


なんて色ーんなことをかんがえながら、日々を過ごしています。


まだまだ思い出しては涙、涙の日々ですが、気持ち的にはだいぶ落ち着いてきました。


私たちは父の思いを受け継いでこれからも生きていきます。

父が今年もやろうとしていた畑には私たち家族でじゃがいもとさつまいもを植えることにしました。

父が去年作ったような大きなさつまいもができるかはわかりませんが、頑張ろうと思います。

最後に父が作ったさつまいもの画像載せたかったけど、それすら撮ってなかったなぁ。

めちゃくちゃでっかい、とってもいいサツマイモだったのに。。。涙


親がまだ生きている皆さん、親孝行できるうちにしてくださいね。

後悔しないように。