他の施設がどうなのかは分かりませんが、父が入居している施設は、寝たきりの方や車椅子歩行で介助が必要な方ばかりなので、入浴日が週に2回だけなんです。
認知症の父は、カレンダーに記入をしたスケジュール通りに動いています。
「入浴日」と記入があるので、入浴するつもりでいたようですが、残念ながら昨日はほとんど寝ていて無理でした。
夕方ヘルパーさんがホットタオルを持って来てくれたので、起き上がった時に体を拭いてあげました。
そのホットタオルは、ほんのりペパーミントの香りがして、発泡スチロールの容器に4本入っていたので、ずっと温かいまま使用することができました。
しかも、寒くならないように?隠せるように?バスタオルの用意もあったので、父も寒がらず気まずさもなくスムーズにできました。
父も
「気持ち良いなぁ。」
「スッキリしたわ。」
と喜んでいました![]()
目を背けたくなるくらいに痩せて、骨と皮だけになった父の体を拭くのは、これで最後かもしれないと思うと涙が出てきました。
心の中で父に感謝をしながら、なるべく優しく丁寧に拭きました。
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認知症の父の膵臓癌の記録を書いていると、膵臓癌と闘っているご本人、またそのご家族の苦しみや辛さを垣間見ることができます。
もちろん膵臓癌や認知症だけでなく、手強い病はたくさんあります。
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徘徊する認知症の方の場合は、ご家族は目が離せない、息抜きなんてする暇もない方もいらっしゃるでしょう。
私は退職して時間に余裕がある今だから、程よく息抜きをさせて貰いながら、何とか父と向き合えている気がします。
とは言え、やっぱり実家暮らしは何だか落ち着かないしストレスも溜まってきて、大きな声を出したくなることもあります。
時々逃げ出したくもなるせいか、久しぶりに現実離れをした夢を見ました。
なぜか特にファンでもない高橋一生さんと付き合っている夢![]()
しかも、目が覚めた時もわりと鮮明に覚えていて、私も今より20歳くらい若い設定でした![]()
先週キャンセルした、このお芝居を観に行くのを楽しみにしていたからかもしれません![]()

