姉ファミリーと交代して、金曜日の深夜に実家から一時帰宅しました。
しばらく留守にする為に急用を済ませておきたかったのと、住み慣れない実家で1人で過ごす毎日は、居心地が悪くただただ辛くて受け止めきれませんでした
こんな時にユーミン50周年コンサートに行くなんて、不謹慎だし楽しめないかもしれないとギリギリまで迷いました。
結局行ったことで、一時的にリフレッシュできたのですが、それは現実逃避と言い訳。
今週から2週間びっしり予定を詰めて、7月からしばらく実家に滞在しよう思っていたのですが、そんな思い通りにはことは進まないですよね。
先週から体調が悪い日が続いている父ですが、長ーーーい検査受診をしたところで(10時間缶詰めでした)治療法もなく、緩和ケアどころか看取りの段階に入ったようです。
余命宣告をされた時に後約1年くらいと言われたのですが、進行が早く腫瘍が大きくなり過ぎて、他の臓器や管が圧迫されたり、破裂してしまったりしている状態だそうです。
食べても消化されないから、気持ち悪くなって嘔吐してしまう。
でも、まだお腹が空いて食べたい欲求があって動けるから、我慢させるのが可哀想なんですよね。
食事代わりに毎日点滴を打っていますが、もう時間の問題でしょうね。
半世紀生きてきた私ですが、まだ近親者を看取ったことがないので、覚悟はしていても受け止められません
自宅に一時帰宅したこの3日間にあちこちキャンセルや延期の電話をしたり、急用を済ませ自分の薬を処方して貰いに走り回りました。
その合間に『阿佐ヶ谷神明宮』へ
来週、「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」がありますが、参加できそうにないので事前に「人形(ひとがた)」を納めてきました。
父のことを祈って
「茅の輪(ちのわ)くぐり」の代わりに小さい茅の輪をいただきました。
玄関に飾ると良いそうです。
偶々前回(ブログタイトル『朝のスタート』)と同じ巫女さんが対応してくださり、私が好きな
「ようこそ御参りくださいました」
が聞けました
そして、前回と同様
「お身体にお気を付けてお過ごしください」
と言ってくださり、特別な言葉ではないのに涙が出てきました。
今の私は、涙腺ゆるみっぱなし
後悔は山ほどあるけれど、実家へ向かいながら「少しでも心残りがないように」と自分に言い聞かせています。
もうすぐ到着します