見ていたら、私の愛犬のことを
思い出しました。
野良でおそらくシェパードの血
が入ったMIXでなぜか近所の
スリッパや靴をウチに持ってくる
不思議な犬
でした。
ウチの両親は犬が嫌いで
困って
保健所に電話して処分する
ことになりました。
が家族みんなにやっぱり情が
移ってしまい、結局飼うことに…
メスで名前はクロ。
ちゃんとした知識がない家
だからご飯はウチの残り物…
基本的には味噌汁にご飯という
動物にとっては味が濃すぎ
であまり体に良くないご飯を
あげてました…(ゴメンネ)
でもいつも寝たきりの
おばあちゃんの世話を
していた母と定年を迎えて
初期の胃ガンで胃を
ほぼ全摘した父にとっては
自分の弱さを聞いてくれる
友達であり、散歩をしながら
2人の健康を作ってくれた
名医であり
私にとっても絶対的に味方に
なってくれる彼女(笑)でした。
いつも家のソファーの
お気に入りの席で家族を見つめて
それだけで家族を明るく
結びつけてくれる大切な
存在でした。
具体的には何が楽しかった
と思い出すことはできないけど
一緒にいる時の穏やかな
空気感は覚えています。
最期は心配かけないように
あんなに太い鎖を引きちぎって
どこかに行ったのを私が空き地
の草むらの中で見つけて
抱いて帰ってきたっけ…
結局家族みんなに看取られて
天に召された訳だけど
飼い主想いの気持ちは
その後もびっくりするくらいの
プレゼントを私に残してくれたっけ…
10月21日…君の命日。
その翌週、私はめったに
買わない馬券を買う機会が
あって供養のために、命日を
ちゃんと覚えておくために
馬番で1-2-10を1万円ずつ
計3万円(大金…)買いました。
結果は90倍ついて90万に
なりました。
笑い話みたいだけど私に
とっては涙な出来事でした。
結局しばらく使えるはずもなく
私が焦った29歳の時に
初めて自分の車(ヴィッツ)を
買いました。
ボード行く時も温泉行く時も
いつも一緒にいるような
気持ちになりました。
心配ばかり生きてる時も
亡くなった後までかけて
ゴメンね。
心配いらない程立派には
なりきれてないけど
おかげで元気に楽しくやってるよ!
ありがとね!
そんな事を杉原さんのブログに
影響されて思い出しました。