心に湖を | 心と体をゆるめて整えるヨガ講師Minako

心と体をゆるめて整えるヨガ講師Minako

病気をきっかけに2022年50歳でヨガ講師にキャリアチェンジ!自身の心と体をゆるめるために続けてきた学びや経験が、たくさんの女性の癒しに役立ちますように♡ 夢は旅するヨガ講師

今年初ブログです✨
今年は

✳︎何事もコントロールせず
✳︎今ここに感謝して
✳︎軽やかに

毎日を過ごしていきたい✨

✳︎ブログも短くてもいいから
もう少し頻繁に更新しよう

と思っていたらもう
11日も過ぎていました爆笑




年末にふと、
茨木のり子さんの「みずうみ」
という詩を思い出しました。

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茨木のり子
「みずうみ」

だいたいお母さんてものはさ
しいん
としたとこがなくちゃいけないんだ

名台詞を聴くものかな!

ふりかえると
お下げとお河童と
二つのランドセルがゆれてゆく
落葉の道

お母さんだけとはかぎらない
人間は誰でも心の底に
しいんと静かな湖を持つべきなのだ

田沢湖のように深く青い湖を
かくし持っているひとは
話すとわかる 二言 三言で

それこそ しいんと落ちついて
容易に増えも減りもしない自分の湖
さらさらと他人の降りてはゆけない魔の湖

教養や学歴とはなんの関係もないらしい
人間の魅力とは
たぶんその湖のあたりから
発する霧だ

早くもそのことに
気づいたらしい
小さな
二人の
娘たち

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6,7年前
茨木のりこさんの詩に出会った頃に買った
『おんなのことば』
という詩集の中のひとつ。

その時この詩はあまり響かなかったのに
年末のある日
ふと思い出されました。



最近瞑想を日課にしていて
しいんと心が静まる時間を
毎日持っているからか


心の底にあるしいんと静かな湖


という表現にとても惹かれました。




今の私の解釈は


湖は本当の自分
本当の自分は心の底に
しいんと静かにただある。


そして自分自身が
その湖に降りていくのに必要な
許可証となるものは


✳︎自分で自分を幸せにする覚悟
✳︎何が起きても大丈夫というゆるぎない安心
✳︎自分と他人への絶対的な信頼


これらの許可証があれば
いつでもその湖に降りていくことができる。


その湖はいつも穏やかで
その湖に降りていけば
幸せを感じることができる


その湖に降りていけば
その時に必要な答えが見つかる


みんな持っている自分だけの静かな湖




瞑想をする時だけでなく
通勤電車の中などでも
この自分の湖に降りていく気持ちになると
すうっとざわついた気持ちが落ち着きます


皆さんも心に湖を持ってみませんか照れ