午後の部のワークショップ
お腹がいっぱいで眠気がきます
ワークショップのテーマは
ホーネカンプ山本有先生(心理学士)
「傾聴の学び 続編 ケアをする人の聴く技術」
(2年前にも先生のワークショップに参加)
今回の学びの内容は
喪失、悲嘆、良き悲嘆について
ケアする人の聴く技術 インプットと技術
ケアする人がピンチになった時の応急処置
日常における喪失悲嘆
お気に入りのピアスがない
失恋した
友達に裏切られた
更年期障害になった
海外生活でホームシックになった
好きなアイドルが結婚した
引っ越しして転校した
などなど
在外邦人の喪失体験
住む場所によって、感情や苦しみを地域社会
の中で(特に母国語で)気軽に分かち合える
つながりをもてる機会が少ない
『生きるとは、変化し続けるということ』
生きる🟰自分の内外に起きる変化に
順応するサイクルの繰り返しのこと
『喪失を乗り超える時に一番大切なこと』
喪失の現実に打ちの目され、感情の波に
飲み込まれそうになる自分を、受け止め
安心させてくれ、その辛い体験に変化が
起きるまで、見守ってくれる他者とつな
がれること。
ケアする人の話を聴く技術
話しての見になってその人の世界の見方を想像する。
話し手が何を伝えたいのかについて想いを寄せる。
「話し手にとっての大事なこと」を「聞き手である
私にとっての大事なこと」にし、YES, OKの姿勢で
受け止める。
相手が何を伝えたいのか集中して聞き分け、言語化する。
同情?同感?共感?
同情・同感
相手の感情と同じ感情になったり、その感情を正しい
とジャッジすること。
共感
相手が感じていると思われるものを取り組むこと。
両方の視点が必要
共感は、援助者として他人と関わる際に必要な態度
相手が好みの人物でない時であっても、確実に
機能させることができなければならないもの。
この後、ワークショップをするのですが、
これがなんとも難しい
ワークショップは、3〜4人1組で
1人が話し手、もう1人が聞き手、
後の人は、観察者になります。
課題は、
あなたが最近一番へこんだことは?
あなたにとって、一番最初の喪失体験とは?
どちらかを話し手が選んで話を始めます。
技法について
質問は、Howでなるべく聴く
感情の言語化
うなづきと相づち
やりとりのリズムはゆっくり目
話し手のオリジナルな世界の見え方
をなぞるように言葉を選ぶ
自分の中に沸き起こる衝撃をモニタする
激しい感情の表現は20分が限界。
感情について話せるようにサポートする。
言葉では簡単に書いていますが
大きめな同情はしちゃうし、
共感して、体は前にでてしまうし、
ジャッジはしてしまうし、
もう、ダメダメで、皆んなで大笑い
でも、それでいいんですって
失敗は、さらなる成長への宝箱
と先生はおっしゃっていました。
素敵な言葉ですね
話を聞いていて自分が辛くなったら、
深呼吸をしたり、水を飲んだりと
一息つくといいそうですよ。
介護ボランティア、いろいろな方の
話を聴くことが多いので、この技法
が助けになってくれたらいいです
これにて、勉強会のお話は終了です。
訪問ありがとうございます