日本で1年弱、保育園でパートをし、
上娘を3歳まで子育てをしていた経験を
もってドイツにやってきました
その時の私の気持ちはといいますと、
突然、
投げ捨てられた気持ちでおりました
甘いものは、3歳までは与えない
思っておりました。
しかし、すぐにその思いは、
砕かれることになります
スーパーのレジで、
ベビーカーに乗るちび娘に、
板チョコ1枚プレゼントされた
時には、目が点になりました
幼稚園においても、
お片付けをするとグミがもらえる
という話を聞いて、
と最初に実感いたしました。
幼稚園、学校の懇談会は、
20時からの開催にもびっくり
3歳の娘が1人で友達の家に
遊びに行くのは普通
友達と遊ぶ約束をしても
ドタキャンはされることも
度々ありました
これらの経験から
日本式、子育ては、あまり役に立たない
ここでは、常識ではない
と実感いたしました。
この時点で、
ドイツと日本をまぜる子育てに
変換することにしました。
良いところをまぜあわせてしまえ
というわけです。
その後、私の心の変化は、
子供達が小学校、中学校、
と進んでいくと同時に変化した
のではないか?と思っています
外国人だからドイツ語は、
絶対に遅れているはず
外国人差別も多少あるだろう
と覚悟はしておりました。
上娘の小学校入学前に
外国人の親対象の集まりがありました。
校長先生がドイツ語の補習を提案
しかし、他の親は反対しました
私には、
よく理解できませんでした。
この時、子供達のドイツ語は、
とんでもないと実感した時でした
そして、
子供達が中、高校生になり、
ドイツと日本の違いをますます
感じることになりました。
先生を期待してはいけない
自分たちでどうにかしなければ、
成績は、下がっていく
といっても塾などありません
(卒業試験の為の個人塾はあります)
家庭教師探しをはじました
点数が悪いとつい怒ってしまいますが、
怒ってもしかたない、これではだめだ
と思ったことが大きなきっかけでした。
常に子供と一緒に考えて、
子供達がどう思っているのか?
一緒に考えることをしよう
と反省した時でもありました。
(これは、日本にいても同じかも
しれませんね。)
しかし、なかなか家庭教師が
見つからないのです
口コミが大切、人とのつながり
が大切と実感します
子供達が思春期になると、
生活面でも日本とは違い、
どうしたらよいのか?
といつも悩んでおりました
他の家はどうしているんだろう?
と常に思っていました。
常に娘達からの爆弾発言
カトリックの授業をとって
いた娘達が突然
初聖体拝領式を受けたい
を筆頭に
ピアスをしたい
友達が一緒に旅行に連れて行って
くれるからいってもいい
お小遣い、みんなもっと
もらっているよ
16歳でビールが飲めるように
なるドイツ。
パーティーに行ってくるよ
みんなは、24時門限だよ
(16歳以上18歳以下)
娘達の反抗期には、
ドイツと日本の文化に
挟まれて、1人で母さんは
モヤモヤしておりました
そして、娘達とも喧嘩ばかり
ドイツ人の先輩ママさん達に
よく相談していました。
「ここは、ドイツよ、
日本と違うんだからね。
日本人でも中身はドイツよ。」
という同僚達
なるべく、ドイツ式子育てを
優先しつつ、と思っていても
日本式も譲れない時もありました
その時、その時でどうしたらよいのか?
と立ち止まり、改善していく
という子育てだったように思います
私は、学食に仕事にいっていることで、
様子も知ることができていました
しかし、夫はそうではありません
思春期の娘達に日本式を押し付ける場面
もたたあり、しばしば喧嘩になることも
ありました
例えば、肩出しドレスはダメだとか
ドイツでの子育ては、親が子供に育て
られた感じの子育てになりました
訪問ありがとうございます