注意このお話は、娘たちが

  小、中、高校時代のお話です。

 (2005年〜2019年)

  今は変わっているかもしれません。

 

注意 点数が大事

  努力した分、点数に表れる

  と私は思っていました。

  しかし、それを覆られます。

 

 

 

 

娘達が好きな科目は数学

なぜなら、答えが1つしかないなら爆  笑

 

ドイツでは、九九を覚えることをしません。

掛け算や引き算のやり方も日本と異なります。

 

補習校にいかせていたこともあり、

九九は日本式で覚えました。

(これがよかったと思っています)

 

日本では、算数、数学の授業では、

問題解き、練習をします。

宿題としてドリルがあり、練習問題

をたくさん解く機会があります。

 

しかし、ドイツでは、定義を授業中に

習い、練習問題は、ほぼやりません滝汗

家で自主練するしかないです。

 

定義はわかっていても、練習問題を

しないから、算数、数学ができない

生徒が多いという印象ですダッシュ

 

中、高校の数学のテストに関しては、

最後の答えがあってなくても、

計算の過程があっていれば、少し

点数をもらえるというのには、

びっくりましたポーン

 

 

 

 

 

 

次にドイツ語の試験ついてです。

○✖️式の試験はありませんアセアセ

下記の中から選んで◯をつけなさいウインク

と言う問いを問われることもありません滝汗

 

基本、すべての問題に対して、

「文章で答える」が基本になります。

 

ドイツ語だけでなく、語学は

ほとんど同じ形式ですキョロキョロ

 

小学1、2年生のドイツ語の授業

のんびりゆっくり、アルファベットを

習い、単語を習い、短い文章を書くこと

がはじまります。

 

小学3、4年生

突然、作文メインの授業にステップアップアセアセ

文法の勉強は、じっくりやったのかしら?

と思うほどです。

ここで外国家族は、一気にハードルが

あがってしまいますアセアセ

 

ちび娘が3年生の時

同じクラスだったトルコ人の

お母さんに声をかけられました。

 

ちび娘、ドイツ語どう?

 

と聞かれたので

うちは、小1から

家庭教師を前からつけているよ。

 

と答えると

その家庭教師、紹介してくれないかな?

 

と言われました。

去年まで、

うちの子供は問題ないわよ

って私にいってましたよね滝汗

 

 

 

 

5年生〜12年生(ギムナジウム)

ドイツ文学を読んで、それについて

前書き、内容、まとめを書く

という作業が試験になります。

 

これは、卒業試験のドイツ語も

同じ形式にです。

卒業試験は、6時間

ひたすら、書き続けます。

 

はっきりどれが正解

というわけでもなく、

先生の見解と表現の仕方が

一致すれば良い点数をもらえる

ことが多いようです。

 

先生が変われば、先生の見解も変わり、

評価も変わるということもあります。

 

我が家の子供たちは、先生から

文法に問題がある

と言われることが多々大あくび

 

 

どんなところを重点に勉強

すればよいでしょうか?

と先生に質問しても回答無しゲッソリ

 

その対策として自己アピール

(ここはドイツルンルン

 

夏休みに

文法の練習問題を300ページ

やったものを先生の前に

自己提出しました。

 

先生に文法ができない

と言われたのでやりました上差し

 

というと先生は、びっくりアセアセ

 

それ以来、文法ができない

と言われなくなり、点数アップ

 

そんな急に点数良くなるかポーン

一体、どういうことムキー

 

と思いましたが、

この先生は、努力を認めて

くれたのでしょう。

 

娘たちと同じように

文法が正しくない

と言われ続けたトルコ人の生徒は、

先生の言葉を受けれずに無視。

0点という点数をつけられ泣いた

といいます。

 

自己アピールも大切なんだと

ここで学びましたウインク

 

 

 

 

他の学校は、知りませんが、

娘たちの学校においては、

点数なんて重要じゃない

先生が勝手につけたもの

 

と私の中で、思いが強くなりました。

点数は、卒業するためには大切です。

でも、点数ばかりに目をやると

大事なものを忘れてしまっている

のではないか?

 

点数に結び付かなくても

内容をちゃん理解し、

その人がいかに努力したか?

ということの方が将来的に

大切ではないか?と思うように

私の心も変わってきました。

 

 

ドイツ人の友達からも

とにかく、点数なんて良いから

卒業することが一番大切

そのあとは、どうにでもなるからルンルン

と言われてきました。

 

本当にその通りだと思います。

ドイツの教育のすばらしいところ

それは、いろいろな道があること。

 

1度や2度つまづいても、

本人にやる気があるのなら、

大学に行くことが可能であること。

 

逆に高校を卒業し、大学にいく

権利を得てもいきたくなければ

いかなくてもいいこと。

 

大学院生になった、娘達

こんな経験から得たものが

今に繋がっています。

 

長々と読んでいただきありがとう

ございますチューリップ

 

訪問ありがとうございますラブラブ