オンラインセミナーに
参加しました。
テーマは
Autofahren im Alter und bei Demenz
「高齢者と認知症の運転について」
日本は、75歳以上になると
免許更新に認知症のテストが
義務付けられています
しかし、ドイツは、何歳に
なっても、認知症でも免許を
持ち続ける事ができます。
特に規則がありません
EUの中にも、少数ですが、
日本の様に規則を設けて
いる国もあります。
(イタリア、ポルトガル他)
98%の男性は、何歳になっても
自分は、運転免許を保持したい
と思っているようです
認知症になっても、
運転したい当事者
と出来れば運転を
やめてほしい家族
では、規則のないドイツ
どうしたらいいのでしょう?
運転制限による高齢者のカウンセリング
(SAFE: Seniorenberatung Aufgrund
Fahreignungsrelebenter Einschränkungen))
を受けてみることをお勧めするそうです
ホームドクターまたは専門医から
Memory Clinicへ紹介状を書いてもらい
カウンセリングを受けることができます。
しかし、かなり時間がかかります
手軽に受けられる運転能力チェックとして
ADAC(日本でいうJAFのようなもの)
で提供しているこちらがあります。
こちらのサイトには、
認知症ってなに?
いつまで運転可能なの?
認知症の人は運転可能なの?
家族はどう対処すればいいの?
運転能力テスト
認知症の人が事故を起こしたら?
がまとめられています。
国が違えば、運転に関する
規則も違います。
ドイツの免許書に、日本の免許証を
もっている人は、簡単に書き換える
ことが可能です。他の国の人は、
簡単に書き換えられない国もあります。
それだけ、日本が運転に対し、
厳しい国であることが知られて
いるのでしょう。
認知症に対しても、日本の方が
進んでいるように思えます
とはいっても、ドイツも
認知症についての知名度が
変わってきています
オンラインセミナーでしたが、
87人が参加。
みなさんの関心の高さが伺えます。
参加者は、介護従事者、
認知症の家族を介護する家族。
そして、私のようにボランティア
で活動している方達でした
よい学びでした
訪問ありがとうございます