いよいよ、鍵をもらうまで後数日となりました。
不動産屋のおねいさんも1~10まで人に家を貸す仕事をするのははじめてのよう。
おととい電話をして「鍵をもらうときに敷金を払ったほうがいいよね?」
と聞くと
「そうね。この前は現金でくださいっていったけど、それはちょっとだめなの。
だから、自分で銀行にいって「Kautionsperbuch(カウチオンシュパーブーフ)」を
作ってきてくれる?」
というのです。つまり、敷金をいれた貯金通帳です。
とにかくそういえば銀行でも郵便局でも通じるらしいのでやることに。。
契約書にサインをするときに、主人と私と2人でサインをすればよかったのに
日本的に主人だけしたから面倒なことに。。
契約書を作った人のみが手続きができるんです。
あとから
「しまった」
って思ったけど後の祭りでした。
とりあえず、主人が口座がある銀行へ会社の昼休みを利用していくと
「家の契約書がないとできません」
という、しかし、わざわざ会社の近くの大きなその銀行にいかなくても
私たちの住んでいる町にある支店でもできるという。
主人から電話でとにかく、支店に行ってみて。。
というので
契約書をもって銀行へ。。
ここの支店、本当に小さいの
若いおにいさんが担当
私が「Kautionsperbuchを作りたいんですが。。」
っていったら
「ここではすぐにできません。予約が必要です。」
っていうんです。
そこで、昼間主人が本店にいって、契約書がないとできないといわれたこと
自分の住んでいる支店でもできることを説明。
おにいちゃんがまた丁寧に
「ここは対応する人が少ないので予約制なんですよ。本店にいかれたほうが簡単だと」
わかったと銀行を後に。。
主人にすぐ電話。
そして、主人
「契約書をとりにかえるよ。明日からはもう外出できる時間がないから。
幸いなことに今日は、18時まで銀行の窓口開いているから」
ということ。
20分後、主人、契約書を取りにくる。
そして、また本店へ。。
19時前に主人帰宅。。
「今日は、もらえなかったよ。手続きをしたら、書類を作ってくれて、それがうちに郵送されて
くる。その書類に自分たちでサインをして、また銀行に送り返す。銀行が不動産屋へ直接
Kautionsparbuchを郵送するってことなんだって。これでいいかあした不動産屋に電話してくれる?」
なんかとっても疲れたね。
月曜日からこれでしたからね。
火曜日の朝に不動産屋のおねいちゃんに電話すると
おねいちゃんもはじめてのことで「ええええ」
といったかんじ、とりあえず、作った証明書のコピーを渡すということで
鍵をもらえることになりました。
おねいちゃんも作り方をよく知らなかったようです。
「郵便局ならすぐ、簡単につくれるけど主人の口座がないからだめで、主人のもっている口座の
銀行はとってもめんどくさかったよ。」
というと
「そうなんだ」
といっておりました。
近所の人にこの話をすると
「そんなに作るの難しいって話しを聞くのははじめてね。でも、今、家賃を払わない人が
多いから厳しくなっているかもしれないわね」
という。
今日は、友達の友達で不動産屋さんをやっているクナートさんにあいさつにいきました。
家を見つけるのをとっても親切に手伝ってくれた不動産屋です。
結局、自分たちでインターネットから物件を見つけたのですが、2年くらい彼女たちが
協力してくれていたので、家がおかげさまで見つかりました。とチョコレートをもって
いきました。
あいにくクナートさんはいませんでしたが、息子さんが伝えておきますといってくれました。
ドイツの不動産屋さんは、本当に不親切な不動産屋が多いです。
しかし、彼女のところはとっても信頼がおける不動産屋でした。
もし、家を買うことにでもなったらまたお世話になるかもしれませんって気持ちで
あいさつにいきました。
人と人との関係はやっぱり大事だなってこの件で思いました。
さて、いよいよはじまります。
どたばた引越し劇
どうなることやら。。。