川崎病とは | 川崎病って知っていますか?~難治性川崎病*巨大動脈瘤闘病記~

川崎病とは


風邪みたいな症状で、血管の炎症か~くらいに軽く見てた川崎病。

一生涯付き合う後遺症が残る病気だなんで知らなかった。

こんな恐ろしい病気なのに、認知度が低くて、経験後は知らずに子育てしてたのが恐ろしくさえ感じてしまう。

早期発見のためにも、社会的理解をもう少し得られるようにも、一人でも多くに知っておいて欲しい。

*調べたり説明されたことなので相違点や個人差ありです( ̄○ ̄;)


◎川崎病は川崎先生というかたが発表し、発見から現在まで原因不明のまま。
(私は名前しか知らず、公害?という第一印象)

◎症状は解熱剤が効かない高熱・白眼の充血・唇が真っ赤に・舌がイチゴのようにツブツブ赤く腫れる・発疹・手足の浮腫

すべての症状がでれば診断しやすいが、不全性川崎病といって、何個かしか当てはまらない場合も多く、アデノウイルスなどとの誤診も。

◎全身の血管が炎症する病気で、治療しなくてもいずれは解熱するが、炎症した血管が傷み、心臓の冠動脈という血管に瘤が出来る後遺症がでる。

なので、一日も早い解熱が必要で、発症10日目以降も熱が続くと後遺症の可能性がかなり上がると言われている。

◎一般的にはガンマグロブリンという血液製剤の点滴を大量に投与。

◎グロブリンが効かない患者は『難治性川崎病』といい、決定的な次の治療法は決まっていない。
多くはステロイドパルス療法やレミケード治療・血漿交換を試しているあいだに熱は落ち着く。

◎拡張や瘤の度合いで経過観察の場合もあれば、カテーテル検査・抗血液凝固剤の服用など。

◎うまく真っ直ぐに収縮すれば問題ないが、血管が傷んでいるので、拡張が激しかったり巨大動脈瘤になっている場合は、元通りになる可能性は低い。

◎後遺症がある場合、幼児期はマラソンやかけっこなど息が上がる運動は禁止かな~など、程度により主治医が判断。
血液サラサラの薬を飲み続けなくてはいけないので、アザが出来やすく頭部の打撲には要注意。

◎心臓や血管が落ち着いた小学校中高学年になると、本格的な制限が決定。
狭窄や閉塞が激しい場合は高校生くらいで、心臓のバイパス手術を行うことも。

◎しかし、成長著しい小児の場合、閉塞しても周りに新生血管ができ、本来の冠動脈の血流を補える可能性が大いにある!

一人でも多くの方々に知っておいて欲しいですp(´⌒`q)