エミー賞授賞式から帰ってくると、ホテルではAXN主催でアフターパーティを開いて下さいました。
会場では今まさに終わった授賞式のオンエアが始まっていました。
(エミー賞授賞式は東海岸は生放送ですが、アメリカ国内は時差があるため、西海岸はその3時間遅れで放送されるのです。)

「あの場所にいられたなんて。」
幸せをかみしめながら観ていると、サリー・フィールドのスピーチがぶちっと途中で切られ、何とも言えず不自然なものに変貌しているじゃないですか!

そうか、これがアメリカなのか、、、。

思いもよらず、「The Practice」で議論されているようなアメリカを体験してしまいました。

その夜は、海外ドラマ談義に花をさかせたのは言うまでもありません。

そして、翌朝、明るい朝日に照らされたロサンゼルスの景色と、エミー賞レポーターとして貴重な日々を過ごした素敵な部屋を眺めながら、昨日のことを振り返りつつ、「楽しい思い出をありがとう」と感謝しながら、部屋を後にし、ロサンゼルスから飛び立ちました。

第59回エミー賞授賞式。
ノミネートが発表された時から涙ぐんでしまうほど、来たかった。
その思いが叶ったのは、運命の女神が味方してくれたのかもしれません。
去年でも来年でもなく、今年のエミー賞だったからこそ、私にとってはとても大きな意味を持つものでした。

授賞式の日、会場に着いた時すら、まさかDavid E. Kelleyに会えるとは、これっぽちも思っていませんでした。
それなのに、会場に着いて、一番最初に出会えた人が、David E. Kelley、その人でした。
この瞬間のことを思い出すと、今でも涙が出てきそうになります。

私に何かしらいつもヒントを与えてくれる人に、会えることはないだろうと思っていた人に、会えたのですから。

絶対に出来ない、と思い込んでしまえば、せっかくの幸運を逃してしまう。
世の中には思い続けていれば、それが聞き入れられることのほうが多いんだよ。
そんなメッセージをもらったような気がします。

たくさんのスターたちに出会えて、話したりすることができました。
出会ったスターの方たちの手は、本当に温かかった。

そして、授賞式では、皆で作り上げた作品に皆で敬意を払って、お互いに受賞を喜び、讃え合っていました。
何よりもテレビを愛している、その思いがこちらにも伝わってきて、ますます海外ドラマを好きになれた、そんな授賞式でした。

こんな貴重な経験をさせて下さったAXN、そして担当の方々には、本当にとても感謝しています。
本当にありがとうございました。

授賞式に参加できた、というだけではない、とても大きなものを得た、そんな気がします。

私にとっては、本当に最高のエミー賞授賞式。
忘れられない宝物になりました。

そんなエミー賞ですが、最後の最後にまたサプライズをくれました。

帰国してまだ余韻も残っている頃、エミー賞のレッドカーペットスペシャルが放送されていたんです。
レッドカーペット関連の番組は、毎年E!のもの(今年の司会は、「クィア・アイ」のカーソンと「America's Next Top Model」のキモラ。カーソンが会場に来てたなんて!会いたかったなあ。)が放送されるのですが、今年はそれに加え、TV Guideの番組も日本で観ることができました。

そのTV Guideの番組の1つに、何と一瞬、私が映ってしまっていたんです!
もうびっくりですよ!
何気なく画面を観ていたら、自分が映ってしまっているんですから。

それは、「2007 Emmy Fashion Wrap With Lisa Rinna」という番組。
エミー賞の翌日にスターたちのファッションチェックをするものですが、そこでマーク・ウォールヴァーグが取り上げられていたんです。
そこにちょうど私たちが話しかけられている場面が含まれていました。
予期せずテレビデビューしてしまっていたんです(笑)。

映像で観ると、本当に数秒の出来事だったことが分かりました。
私にとってはその数秒がとっても長く思えたんですけどね。

何はともあれ、この映像はとても良い記念になりました。

ちなみに、この番組はTV GuideがYouTubeにアップしています。
よろしければご覧下さい♪↓
http://www.youtube.com/watch?v=VCKRExlaz4Q

マーク・ウォールヴァーグは、26:44~27:08のところです。

また、この番組では、David E. Kelley&ミシェル・ファイファー(この映像でやっぱり確認のためにサングラスを取ってくれたのかも、と確認できました)、「プロジェクト・ランウェイ」のニック他、たくさんのスターたちを観ることができますよ♪

まさかこんなプレゼントまでもらえるとは思っていませんでした。

最後の最後まで嬉しいサプライズの連続だったエミー賞授賞式。

素敵な思い出ばかりではなく、これからの未来に向けても新しい光を少しもらえた気がします。

最後になりましたが、今回のエミー賞に行くことになってから、このブログをお読みいただいている皆様から、お祝いのお言葉やアドバイス等をたくさんいただきました。
とても嬉しかったし、心強かったです。
本当にありがとうございました。

温かく送り出してくれた家族にも感謝しています。

今回のエミー賞授賞式に関わった全ての方々へ、感謝の気持ちを込めて、私の中のエミー賞を終了したいと思います。

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