皆様、先日再放送されましたエミー賞受賞式ダイジェスト版はご覧になられましたでしょうか?
もう12月もそろそろ半分というところまで来てしまいましたが、私にとって今年の大行事であったエミー賞について、振り返る意味もこめまして、これから後半をお届けしたいと思います。

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会場へ入ると、すでに着席を促すアナウンスがされている時間でしたので、混雑したロビーを抜け、階段を少し駆け足で上り、2階のフロアへ着きました。
扉を開けると、FOXカラーの青でまとめられた会場内に、円形のステージが目に飛び込んできました。
まさに「アメリカン・アイドル」の会場のようです。
FOXだし、司会もライアン・シークエストなので、「アメリカン・アイドル」がフューチャーされるだろうとは思っていましたが、荘厳な授賞式というよりは、これから「アメリカン・アイドル」の収録が行われそうな雰囲気だったので、ここまでとは、、、と少しびっくりしてしまいました。
とはいえ、なんだかんだ言って「アメリカン・アイドル」を観ている私は、授賞式も「アメリカン・アイドル」の雰囲気も味わえて一石二鳥な感じでしたが(笑)。
ちなみに、円形のステージはエミー賞では初めてだったそうです。

私の席は2階席の正面側で、カメラがあるほうでした。
ステージも遠いと覚悟していたのですが、結構近く、とても見やすかったです。
ステージの周りには、ノミネートされている各番組がブロックになっており、私の席からは左側には「デスパレートな妻たち」と「グレイズ・アナトミー」、正面には「HOUSE」、「アグリー・ベティ」、「Boston Legal」、右側には「ザ・ソプラノズ」のブロックが見えました。
座っている人たちも表情までは分かりませんが、「HOUSE」のヒュー・ローリーやカディ役リサ・エデルシュタインなど正面のブロックの前の方はなんとなく誰が座っているのか見えて、「本当にエミー賞に来たんだ」と再度実感してしまいました。
ジェームズ・スペイダーは「今まで行ったコンサートの中で最悪の席」と言っていましたが、私は、大好きなドラマである「Boston Legal」だけではなく、お気に入りの「HOUSE」、「ザ・ソプラノズ」のブロックが良く見えたし、距離的にも東京ドームでのマドンナのコンサートに比べたら近かったので、予想以上に良い席でした♪

早速、レッドカーペットで会いたかったけれど、これだけ見えれば幸せだわ♪と満足しつつ、ヒュー・ローリーを観察(笑)。
授賞式が始まってからもお気に入りの番組の中で一番見やすい位置にいてくれたので、ちょこちょこチェックしていたのですが、ヒュー・ローリーはとっても真面目な方なのか、席を外したのは全13アクトのうち1アクト分くらいで、その他はずっと席にいて、ちゃんと授賞式に参加していました。
しかも、コメディ部門主演女優賞で、隣のブロックの「アグリー・ベティ」のアメリカ・フェレーラが受賞したとき、「アグリー・ベティ」のグループはとても仲が良いみたいで、作品賞を受賞したかのようにブロックが総立ちになって、彼女の受賞を喜んだのですが、なんとその時、ヒュー・ローリー、リサ・エデルシュタイン、「HOUSE」のクリエイター(か、プロデューサー)の方3人も一緒に立って、拍手してあげていたんです。
他の番組の受賞者を立って讃えてあげるなんて!
ヒュー・ローリーは本当に良い人なんですね♪
ヒュー・ローリーと「HOUSE」の株が急上昇したのは、言うまでもありません。

それ以外にもキョロキョロ観察して、他のお気に入りの方々を探していると、拍手を促すアナウンスが流れました。

いよいよ第59回エミー賞の始まりです!

アニメ「Family Guy」によるオープニングアクトが終わると司会のライアンが登場。
司会がライアンに決まったと聞いたときは、せっかくだからあまり日本で観られないホストも見たかったなあ、と思いましたが、「サイモン?」を実際に聞けた時、「やっぱりライアンで良かった♪」と思っちゃいました(笑)。

そして、まずは、楽しみにしていたレイ・ロマノが登場して、トーク♪
前日、AXNの方に授賞式のランダウンをいただいて、チェックした時から最も楽しみだったのが、レイ・ロマーノ、ブラッド・ギャレット等「Hey! レイモンド」の出演者たちと、「コールドケース」のリリーとスコッティだったんです。
名前を見つけたときには嬉しくて、思わず日本にいる相方にわざわざ電話で知らせてしまった程(笑)。
そのため、レイのトークを思う存分観て、笑うことが出来て、大満足でした♪
そのレイが、コメディ部門助演男優賞を発表。
初めての発表なので、おー、いよいよだ!とワクワクしながら見守っていると、「アントラージュ」のジェレミー・ピヴェンが受賞です!
お気に入り番組からの早速の受賞だったので、大興奮して拍手してしまいました。

続いて、ドラマ部門助演男優賞が「アグリー・ベティ」のアメリカ・フェレーラ&ヴァネッサ・ウィリアムズから発表され、「LOST」のテリー・オクィンが受賞!
いつもTシャツ姿しか見たことがなかったので、ピンクのシャツとタキシードで決めているロックがとてもかっこ良く見えました。
しかも、「ジャングルで走っているより、ウィステリア通りがいいよ」なんて、スピーチでも楽しませてくれました。
「LOST」第3シーズンは、ロックが大活躍でしたし、受賞できて良かったなあ♪とまたまた大きな拍手をしてしまいました。

その後も「デスパレートな妻たち」のエヴァ・ロンゴリアが「アントラージュ」の5人組と共に登場したり、「24」のキーファー・サザーランドと「ヒーローズ」のアリ・ラーターがミニシリーズ部門主演男優賞を名優ロバート・デュバルに贈ったり、と素敵な俳優、女優たちが、これまたお気に入りの作品や俳優たちに賞を手渡していきました。

授賞式に出席できた大きな特典は、テレビで映らないところや、ノミニーやプレゼンターたちの素顔を垣間みられるところではないでしょうか?
私は、前日にランダウンをいただいた時から、せっかくの授賞式を目の前で観られる機会を逃したくなかったですから、授賞式は1アクト分だけ抜けることにして、全て着席して観ることに決めていました。
ロビーにいたら、スターたちにたくさん会えたかもしれないですが、それで大正解!
私の席からは、ステージの右に視線を向けると、お気に入りのプレゼンターがスタンバイしている様子がとてもよく見えて、楽しめました。

特に面白かったのが、「NCIS~ネイビー犯罪捜査班」のギブスことマーク・ハーモンと「デスパレートな妻たち」のブリーことマーシア・クロス。
マーシアは横にいたスタッフらしき人と談笑しているのに、その横でマーク・ハーモンはずっとメモの確認に余念がなくて、全く紙から目を離さないんです(笑)。
その姿がギブスそのままだったので、思わず苦笑してしまいました。
それほどメモを見ていたのは、私が見ていた限り彼だけでした。
発表のときも、マーク・ハーモンはやっぱりギブスでしたが、マーシアは天真爛漫な明るい感じで発表していましたよね。
最後にはマーク・ハーモンもマーシアにつられて笑っていたのを見て、マーシアの人柄なんだなあとまたファンになってしまいました。

そして、登場を心待ちにしていた「コールドケース」のリリー役のキャサリン・モリスとスコッティ役のダニー・ピノの2人。
ドラマの中でも息の会っている2人でしたが、ドレスアップした2人もそのまま良き相棒という感じだったので、「コールドケース」ファンとしては嬉しく、微笑みながら見ていました。

また、久しぶりに見られた「Hey!レイモンド」のロバートことブラッド・ギャレッドは、相変わらずの面白さ。
この人は独特の存在感で楽しませてくれるので、いつも作品を観ていてもついつい注目してしまうのですが、授賞式でも同じでした。
前日からブラッドも来るなんて!!と、とても楽しみにしていたので、一人でニコニコしながら楽しんじゃいました。

「授賞式って色々な楽しみ方があるんだなあ」と感心しながら、賞の行方をドキドキしながら観ていました。

<続く>


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