ジェネオン エンタテインメント
バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション


oasisファンに好評だった「バタフライ・エフェクト」、やっと週末レンタルすることが出来たので、早速鑑賞。

主演のアシュトン・カッチャー(FOXはクッチャーって言うんだけど、どっちでもいいのかしら??)は、私がかなり好きなシットコム「That 70's Show 」で、かなりなおばかキャラを演じている。
しかし、共演者によると、本当の彼はかなりの演技派であり、おばかキャラであっても愛すべきキャラに育てるように計算して演じているのだとか。他にも事業をしたり、かなり幅広い才能を持っているんだそうだ。まあ、そうじゃなければ、デミ・ムーアと結婚できないだろうしねえ。。。

で、この「バタフライ・エフェクト」
アシュトンを見る目が変わってしまった!!
ほんとに演技派だったことがよく分かった。

「That's 70's Show 」で最初に彼の演技をちゃんと見て、さらに彼が有名人相手にどっきりをする番組「Punk'd」を見てしまったため、どうしても演技派と言われてもピンと来なかったのだ。

しかし、この映画では、彼の才能が余すところなく発揮されている気がした。
さらに、彼は、この映画でプロデュースにも関わっている。
この映画にそのような形で携わることが出来るのであれば、これからもっと素晴らしい映画を製作することが出来るだろう。
これからの彼の才能の開花に期待。

そして、肝心のストーリー。
ストーリー構成は複雑だが、過去に遡って問題を解決しようとする感じが多いので、「TRU CALLING」の感じを思い浮かべていただければ分かりやすいと思う。
ただ、「TRU CALLING」は死から1度人を助ければよいのだが、この映画はそういうわけにはいかない。
そこが違うところであり、この映画の面白さでもある。

そして、この映画では、一貫しているテーマがある。

それは、 「愛する人を絶対に守りきること」

永遠とか普遍の愛って、そうそうこの世の中見つかるものではない。

しかし、この映画を見終わった後、確かに存在するものだと信じることができるかもしれない。
そんな気持ちになることができた。

さらに、そんなラストをしみじみと感じさせるのが、oasisの「Stop Crying Your Heart Out」
アルバム「Heathen Chemistry」に収録されているバラードの名曲だ。
私がこのアルバムの中で一番好きな曲でもある。

Oasis
Stop Crying Your Heart Out

そんなこの曲とラストの場面が重なり合ったとき、私の心ではかなりの相乗効果を呼んでしまい、止めどなく涙があふれそうになった。

単純に心が温まるようなラブ・ストーリーではない。
しかし、見終わったあとにじわじわと温かさを感じる映画だ。

男性でも抵抗なく見る事ができるラブ・ストーリーである。
皆さんもそんな気持ちになりたいときには是非!

ちなみに、DVDは即購入。
クリスマス頃に「ハチ公物語」と一緒に届くように注文した。
温かい年末が迎えられそうだな♪