☆*神は人の敬によりてその威を増し、人は神の徳によりて運を添ふ | Mimy的 ART OF LIFE

Mimy的 ART OF LIFE

ミミークリエイション代表

最先端の認知科学や現代哲学、日本古来の神道の叡智を駆使しメンタルコーチとコンサルで人材育成に従事。

常にアップテートされる専門性の高い再現性のあるデータをもとにクライアントのメンタル、健康面のサポートを得意とする。



今月は〆切りがいくつも重なっている月ですが、
息抜きに近くの平河八幡宮と神田明神へお参りに。


神田明神



私は神社へお参りする時は、摂社も全てお参りするので、
(左回りに)普通よりも時間がかかる。


京都に行った時も思ったのだが、

ここ東京の江戸城(皇居)を中心とした魔方陣つまり結界の
張り方は尋常じゃないくらい、少々の風水、社寺の知識では
計り知れないほど精緻に何重にも張り巡らされている。


「どうしても江戸を守り抜くのだ!!」という、気概と
執念を感じずにいられない。


だからこそ、江戸よりはじめ世界に冠たる巨大都市に
まで発展してきたのだと東京の社寺を参拝するたび、
先人達の大いなる叡智に一人深く感嘆してしまうのである。



と同時にその壮大な呪術装置も時代の変遷とともに
崩され、おざなりに置かれてしまっているのが
とても残念でもある。


ちなみにいえば、ウチからすぐの皇居の千鳥ヶ淵。


これは元々、南方を守護する朱雀を模して、
鳥の形の壕であったが、埋め立てられてしまい
今はその形をなしていない。


そんな事例は枚挙にいとまがないのが現代である。


江戸の結界の元を作った、太田道灌(どうかん)は
弁財天つまり市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の
下支えを張り巡らせ、壮大な守護結界を形成した。


(もちろんこれだけではないが、結界というものは
多くの者にその仕組みが知られた時、効力をなくすので
あまり多くは書けない。)



市杵島姫命の元宮は福岡県の宗像大社である。

前月、福岡に行った際にも参拝したすばらしい神社だ。

先日より、「宗像大社国宝展」が丸の内の出光美術館で
開催されている。

福岡では時間がなく見られなかったので、
非常に嬉しいことだ



先月のエネルギーワークを受けた方も
お時間があればぜひ行ってみて欲しいと思う。

神社参拝後は江戸の結界の一つ、日枝神社を横目に
赤坂で評判の九州料理の店「赤坂有薫」へ。


九州より毎日空輸される食材で、先月福岡でいただいた
九州料理のおいしいアレやこれやを堪能



しかし、夫婦共々、小食になってきているので
色々頼んでも食べきれないので、今度はみんなと
行きたいなー




================================

さて『御成敗式目』

「神は人の敬によりてその威を増し、
人は神の徳によりて運を添ふ」


という一条がある。

意味は

「神は人の敬信によって、その力や輝きが、
ますます強くなり、
その強くなった神力や輝きの後押しをいただいて、
人の運は後押しされるのだ。」



この一条は、神々と人々との好循環の関係を表している。

人の敬信が損なわれれば、神々の威信も
先細るのである。

そして、またその逆も真なり。

社寺に詣った時は、永きにわたりこの地を
守ってきた存在達に感謝の意を捧げて欲しいと
心より願うものである。


================================

『宗像大社国宝展』
2014年8月16日(土)~ 10月13日(月・祝)

『赤坂有薫』







ペタしてね