<卒業されて一言>

十代の頃より卵巣のう腫に悩まされ、二回の手術を経て偶然、三室先生にお世話になることになりました。

多分自分の中では、すっかり子供をもつことはあきらめていたと思います。

最後に努力だけは出来る限りしておこうと、通い始めました。

なんどもうまくいかない中で一度だけ妊娠反応が出た時、自分でも予期せず先生や看護師さんの前で泣いてしまいました。

それも結局うまくいきませんでしたが、自分の気持ちを改めて知りました。

先生を始め、あたたかいスタッフの皆様に感謝の気持ちで一杯です。

お陰様で辛い通院も頑張れました。

 

<クリニックに通う皆さんへ>

先が見えず、精神的にも肉体的にも辛いことが多いと思います。

私も治療をあきらめる線引きをいつも考えていました。

治療の甲斐があって自然妊娠でき、予定日より三週間早く男の子を出産できました。

あきらめず、良かったと思っています。

ご自分の気持ちを信じて頑張って下さい。